新築注文住宅を工務店で建てる時の工務店の選び方
古くからある地域密着型の工務店は、その地域の地形や過去の風水害、地震などの情報
も豊富なため、安心して依頼できます。
また、代々伝わっている 工務店なら、信用度も高くなります。
このようなことから、新築注文住宅を工務店で建てようと決める人の多くは、地域で評判の工務店を選んでいるようです。
しかし、近年ではネットなどでも工務店の情報が得られるので、数社をピックアップして比較検討することも大事です。 この記事では工務店を選ぶ際に、どのような点に注目すればよいかをお伝えします。
工務店の選び方
ネットなどで、心惹かれる工務店が幾つか見つかったなら、ホームページの情報だけでは情報が古かったり、分かりにくいこともあるので、各社に資料請求を行います。
詳しい事例が載った最新の資料を取り寄せて比較検討しましょう。
工務店を選ぶ際にチエックしておきたいことは、スタッフの技術力や建築物の性能、設計やデザインのセンス、事業内容などです。 家づくりに対する理念などがしっかりしていることも大事です。
技術力について
建築士や施工管理技士などの有資格者がいるかどうか?施工、工法、構造の説明を施主に分かりやすく説明できるか?自社設計、自社施工か?構造計算、省エネ計算に対応できているか?など専門的なことも知っておく必要があります。
性能について
耐震性、耐久性、断熱性、気密性の基準の確認、使用する部材やメーカーについて水回りなどの品質、空調システムなどについても説明を受けておきましょう。
設計やデザインのセンスについて
自分が建てたいデザインの実績があるかどうかを確認しましょう。例えば、地下室、吹き抜け、中庭、平屋、二世帯住宅などです。 工務店の中には、契約だけを取って施工自体は下請け業者に任せてしまう会社もあるため、事前に自社施工かどうかも確かめておきましょう。
まとめ
工務店は、地域の風土に合わせた家づくりが期待できます。
自分が家を建てたいエリアに工務店が近いと、工務店の評判がよくわかるうえ、コミュニケーションを取りながら家づくりができます。
また、地元密着型の工務店だと、今後のためにも手抜きはできません。
建築後の管理やアフターメンテナンスなども、工務店の評判にかかわるので責任をもってやってくれるに違いありません。
しかし、地元密着型の工務店だから安心とは言い切れません。
工務店の安定度は、年間施工数などからも分かるので、調べておきましょう。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター