千葉県のローコスト注文住宅で失敗を防ぐコツ
ファストファッションや格安航空便など、近年はさまざまな業種で低価格サービスが登場しています。建築業界も例外ではなく、建物価格を抑えた「ローコスト住宅」を目や耳にする機会も増えてきました。
ローコスト住宅は初期費用を抑えられる点は大きなメリットですが、建ててから失敗に気づいたという声も少なくありません。そこで今回は、ローコスト住宅のメリットやデメリット、失敗や後悔を防ぐためのコツを千葉県の工務店ファンズライフホームがプロ目線で解説します。住まいづくりへの取り組み方は全国共通のものですから、千葉県以外の方もぜひ参考にしてみてください。
もくじ
■ローコスト住宅とは
■ローコスト住宅のメリット
■ローコスト住宅のデメリット
■千葉県のローコスト注文住宅実例
■ローコスト注文住宅は工務店で建てる
◼ローコスト住宅とは
建物価格を安く抑えた注文住宅が「ローコスト住宅」と呼ばれていますが、法律などによる明確な基準はありません。全国展開する大手ハウスメーカーから地域密着の工務店まで、様々な会社がローコスト住宅を取り扱っています。
どうして安く建てることができるのかという点は、会社の取り組み方によって変わってきます。建物の形をシンプルにして材料や手間を減らしたり、同じ建材を使うことで安く仕入れたり、コストを削減する工夫はさまざま。「安かろう悪かろう」ではなく、必要な性能や利便性をなるべく安く実現するというのがファンズライフホームのローコスト住宅の考え方です。「ローコスト住宅は怖い」と感じている方も少なくないようですが、ぜひ一度建物の造りやプランをチェックしてみてください。
【参考:ファンズライフホームの家づくり】
◼ローコスト住宅のメリット
文字通り「価格が安い」点がローコスト住宅の最大のメリットですが、それに付帯するメリットもたくさんあります。建物価格だけでない、ローコスト住宅が持つ魅力やメリットをご紹介していきます。
・住宅ローンを組みやすい
建物の価格を下げて初期費用を抑えることができると、住宅ローンを組みやすくなる点は大きなメリットです。ローンを組む額が少なくなると同じ支払額でも支払期間を短くすることができるため、ローン審査が通りやすくなります。毎月の支払額を抑えてゆとりを設けたり、支払期間を短縮して老後に備えたりするなど人生設計の自由度も高くなりますね。
せっかくマイホームを手に入れても、毎月の支払に追われてギリギリだと人生を楽しめません。建物の費用を抑えて日々の生活にゆとりをつくることは、結果的に我が家で幸せな時間を過ごすことにもつながります。
・家具などに予算を回せる
新しい家を建てる際、元の住まいから持っていく家具や家電などもありますが、引っ越しを機に買い替えることも多いですよね。やはり新しい住まいには、新品の家具や家電を揃えて気持ちよく暮らし始めたいものです。カーテンや照明器具など買い換えが必須になるアイテムもあるため、建物以外の予算は意外とかかります。
ローコスト住宅で費用を抑えると、こうしたインテリア関係に費用を回せるためかえって満足度の高い暮らしを送れるケースも。お金をかけて内装の仕上げや間取りにこだわっても、妥協したテーブルやソファを置くと理想の住まいは完成しません。逆にスタンダードな仕上げでも、インテリアにこだわった方がおしゃれなお部屋を作りやすいでしょう。
・完成までの期間が短い
ローコスト住宅は注文住宅の自由度は確保しつつ、コストを抑えるために材料などの選択肢を絞った商品が多いです。結果的に一つひとつの仕様を選ぶ時間短縮につながり、注文住宅としては短期間で完成する点もメリットが大きいです。賃貸に住んでいる方は余計な家賃を払う期間が短く済みますし、学校の新学期に間に合わせるといったスケジュール調整もしやすくなります。
打ち合わせの回数や期間を短縮することは、「お施主様の負担」というコスト軽減にもつながります。建物価格を抑えたい方だけでなく、住まいづくりに取り組む時間や手間を減らしたい方にもローコスト住宅はおすすめの選択肢です。
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◼ローコスト住宅のデメリット
価格以外にもメリットがたくさんのローコスト住宅ですが、注意すべき点もあります。知らずに建ててしまうと後悔につながりかねないため、事前に知っておきましょう。私たちファンズライフホームが考える、デメリットへの対策も併せてご紹介します。現在プランニング中の方も、これから工務店探しに取り組む方も参考にしてくださいね。
・性能が低いケースがある
ローコスト住宅の中にはコストダウンのため耐震性や断熱性が犠牲になっているケースもあります。現在の建築基準法では建物の耐震性能などを定めていますが、これは古い時代に作られた最低限の基準。建築基準法をギリギリクリアするような性能では、安心して暮らせる住まいとは言えないでしょう。
また、断熱性や気密性については品確法などで性能の表示については基準がありますが、法律で基準は決められていません。極端に言えば壁に断熱材が入っていなくても違反にはならないということですね。
すべてのローコスト住宅が建物性能が低いというわけではありませんが、中にはコスト削減がこうした見えない性能面に影響しているケースはあります。ローコスト住宅を検討する際は少なくとも、耐震・省エネ・耐風について注目しましょう。
ファンズライフホームの住まいはすべてのプランで最高値の耐震等級や省エネ対策等級をクリアしています。ローコストながらも国土交通省が定める「長期優良住宅」の認定基準を満たしていますので、10年・20年後以降も快適・安心に暮らすことができます。建物の性能に自信がある工務店なら、このように性能を明らかにしているはずです。ローコスト住宅を建てる工務店を選ぶ際は、価格やデザインだけでなくこうした性能面にも注目してくださいね。
・プランの自由度が低い場合も
ローコスト住宅では材料や仕様の選択肢を減らしてコストを抑えていますが、プランの自由度が低すぎるケースもあります。思った通りの間取りやデザインが選べず、結局建売住宅とあまり変わらない場合も。価格とプランの自由度はバランスを取るのが難しい部分ではありますが、いくら安くても自由度が低すぎると不満が出やすいです。
ファンズライフホームは28坪1,290万円からの明瞭価格ながら、自由な間取り設計を実現しています。内装テイストはもちろん、屋根の形や外壁のテイストも選べますので、自分好みのチョイスが可能。価格を抑えながらも、自分のライフスタイルを作れるかという点にも注目しましょう。
・オプションで予算が増えやすい
ローコスト住宅は基本価格が安い分、プランを作るうちにオプションで価格が膨らみやすい点にも注意が必要です。キッチンやトイレなどの設備をセレクトしていくと、オプションで結局予算オーバー…というのはよく聞くパターン。住まいは選ぶポイントがたくさんあるため、総額が分かりづらいケースも多いようです。
一度オーバーした予算を削っていくのは悲しいものですから、できるだけ避けるようにしましょう。基本価格の安さ以外に、価格が明瞭かどうかという点にも注目してください。
ファンズライフホームがご用意する定額プランは、坪数に応じた明瞭価格を設定しています。「基本の坪数に床面積を追加したら予算が跳ね上がった」といった心配はありません。基本価格内での選択肢も多いため、予算内に収めやすい点も特徴です。
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■千葉県のローコスト注文住宅実例
実際に千葉県のお施主様とファンズライフホームが建てたローコスト住宅の施工事例をご紹介します。
・施工実例1
シンプルな四角形の外観は、ツートンカラーのサイディングをセレクトすることでコストカットを感じさせないデザイン。建物幅いっぱいのバルコニーで、たくさんの洗濯物にも対応しています。広々LDKは造作のカウンターやキッチンのカップボードなど、家事が楽ちんになる小ワザも盛り込んでいます。
【事例の詳細をチェック:敷地有効活用!中は広々コンパクトハウス】
・施工実例2
内外観を流行に左右されづらいシンプルモダンでまとめたおしゃれな実例です。スタンダードな対面キッチンプランの中に、造作カウンターにコンセントを設けるなど住む人に合わせたカスタイマイズも。内装全体もシンプルにまとめてコストを抑えながらも、どのようなインテリアにも合わせられる仕様になっています。
【事例の詳細をチェック:JUKEBOX28坪 シンプルモダンスタイルの家】
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■ローコスト注文住宅は工務店で建てる
冒頭でも触れたとおり、ローコスト注文住宅は大手のハウスメーカーから町の工務店まで様々な会社で建てることができます。住まいづくりへの考え方や取り組み方は会社によって様々ですが、ローコスト注文住宅を建てるなら工務店を選ぶのがおすすめ。
大規模なハウスメーカーと違い、地域に密着する工務店は広告費や営業費をコストカットしやすく、ローコスト注文住宅との相性が良いためです。また、たくさんの職人さんを抱える全国単位のハウスメーカーと違い、教育が行き届いた大工さんによる施工力がある点も工務店の特徴です。人件費のコストカットによる施工不良が発生しづらいため、ローコスト注文住宅でも施工トラブルが少ないでしょう。
ファンズライフホームは千葉県成田市を拠点に120年受け継ぐ技術で住まいづくりをサポート。住まいづくりのプロとして品質にこだわりつつ、必要な装備・性能を満たしたローコスト注文住宅づくりに取り組んでいます。千葉県を中心にモデルハウスや完成見学会を定期的に開催していますので、ぜひご活用いただき私たちの家づくりに触れてみてください。住まいづくりへのご相談などもお気軽にどうぞ。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター