子育て住宅の間取りアイデア、千葉・茨城の写真付き実例
住まいづくりのきっかけとして多い出産やお子さんの成長。せっかく家を建てるなら、子育てしやすい間取りにしたいですよね。
そこで今回は、子育て住宅におすすめの間取りやアイデアを、実際の施工実例をもとにご紹介します。これからお子さんが生まれる方や育ち盛りの方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
■【千葉・茨城】子育て住宅の建築実例
■時期別:子育て間取りの作り方
■子育て住宅のおすすめ間取り
■子育てしやすい間取りは自由なプラン作りで
◼【千葉・茨城】子育て住宅の建築実例
実際の間取りを見ながら、子育て住宅のアイデアをご紹介していきます。ここに掲載し切れない写真が各ページにありますので、気になる実例はそちらもぜひご覧ください。
【千葉県香取市】自然素材の子育て間取り
無垢の建具やフローリングを使い、裸足で気持ちよく過ごせて家の中どこでも遊べる環境です。接着剤や化学物質を使わない自然素材は、敏感なお子さんが寝転がっても安心。
L型のオープンキッチンはリビングで遊んでいるお子さんを見守りやすく、お手伝いで一緒に立つこともできます。キッチン横のデスクスペースはレシピを調べたり、料理する親御さんの隣でお絵描きしたりと大活躍。
必ず通ることになるリビング階段の間取りは、お子さんが大きくなっても自然なコミュニケーションを生んでくれます。距離が近くなることで、体調不良や悩み事などもパパママに相談しやすくなりますよ。
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【千葉県香取市】明るくひろびろ子育てLDK
広々としたLDKに設けた畳スペースは、お昼寝が多い赤ちゃんや寝転がって遊ぶ小さなお子さんの子育てにピッタリ。キッチンでお料理する際も視界に入っているため、安心して遊ばせてあげられます。遊んでいるお子さんの隣で洗濯物を畳んだり、一緒にお昼寝をしたり活用シーンが多いおすすめの間取りアイデアです。
キッチンはワークスペースにもなる収納を設け、お子さんと一緒に料理に取り組みやすいレイアウト。毎日楽しくお手伝いして、自然と家事を覚えながら成長できそう。
オープンスタイルのリビング階段下は、リビングデスクを置いて有効活用。幼少期のお絵描き遊びから学校の宿題・調べごとなどで活躍しそうです。
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◼時期別:子育て間取りの作り方
子供の成長とともに、適した間取りも変化していきます。誕生から大学卒業までの子育て期間を4つに分けて、それぞれの時期に適した間取りの作り方を見ていきましょう。
・0歳~幼稚園:見守りながらたくさん遊ぶ
お子さんが生まれてから小学校に上がるまでの時期は、パパママに見守られながらたくさんのコミュニケーションが必要です。子供部屋ではなくリビングなどの目が届く場所で、たくさん遊べる間取り作りをすると良いでしょう。
料理をしながらお子さんを見守れる対面キッチン、お絵描きをするお子さんと一緒に家計簿つけや調べ物ができる共有デスクなどがおすすめ。リビング内に畳スペースを設けると、お昼寝や遊びなど多目的に使えて大変便利です。
この時期は遊びながら感性を磨き、たくさんのことを覚えるお子さんをサポートすべく、コミュニケーションを重視した間取りを作りましょう。
・幼稚園~小学校卒業:遊びながらお手伝い
幼稚園や小学校でたくさんのお友達と出会い、自分のことを自分でできるようになる時期です。今までのようにたくさんのコミュニケーションを取りつつ、家事のお手伝いを通じて少しずつ自立心をサポートする間取りを作りましょう。
対面キッチンにカウンターを設けておけば、並べた料理の配膳をお子さんがお手伝いできます。また、キッチンのワークトップを大きめにしておくと、親子で一緒に料理をしやすくなります。
新しいものに興味を持つこの時期は、どんどん挑戦できる間取りの工夫で遊びと学びを両立させながら成長をサポートしてあげましょう。
・中学校~大学卒業:興味を伸ばすサポート
お子さんが思春期を迎える時期以降は、プライベート空間を確保するだけでなく、勉強や趣味などの興味を伸ばす間取りを心がけましょう。
自分で選んだ服や部活の道具などを整理整頓しやすい収納を設けてあげると、セルフマネジメント能力を伸ばせます。この時期は勉強や趣味など興味の幅がどんどん広がっていき、持ち物も増えていきます。最初から収納を多めに作っておくのも良いですが、あえて子供部屋の収納は作らず、既製品で増設できるようにしておくのも一つの手段。お子さんの興味を受け止められるように、収納アップできるようにしておきましょう。
■子育て住宅のおすすめ間取り
これから子育てに取り組む住まいにおすすめの間取り例を見ていきましょう。家事と子育てを両立する効率の良さや、お子さんの成長をサポートする間取りのアイデアをピックアップしました。ぜひ子育て住宅に採り入れてくださいね。
・大開口のLDK
生まれてすぐの赤ちゃんから幼少期は、ほとんどの時間をパパママと一緒にリビングなどで過ごすことになります。子育てしながら効率よく家事をこなすためには、一つなぎの大きなLDK空間がおすすめです。
広いLDKならお子さんが成長した後も、それぞれのプライベートスペースを確保しやすくなります。成長とともに自室にこもるのではなく、家族との時間も大切にできるでしょう。
後述するリビングに関係する間取りを実現しやすくなる点もおすすめする理由です。大きなLDKで一緒に過ごす生活は、効率の面でもコミュニケーションの面でも子育てしやすい間取りです。
・対面キッチン
リビングやダイニングに向かって設置する対面キッチンは、料理をしながらお子さんの様子を見守れるおすすめの子育て間取り。目が離せない赤ちゃん期から、パパママとたくさんお話したい時期までメリットが大きいレイアウトです。
リビングで遊んでいるお子さんとお話しながら料理を作ったり、配膳のお手伝いをお願いしたり、コミュニケーションが取りやすい点は大きな魅力。料理しているお母さんやお父さんの姿を見せることで興味がわき、自然にお手伝いを覚えることにもつながります。
・リビング階段
帰宅後自室に行く前に必ずリビングを通ることになるリビング階段も、子育て目線ではメリットの大きい間取りです。
小学校~中学校前後の思春期では悩みや不安があっても相談しづらいものですが、毎日自然に顔を合わせていれば声もかけやすくなります。学校から帰って来た様子を見て、体調や気持ちの変化にも気づいてあげやすくなるでしょう。
子供のころから毎朝家族と顔を合わせてあいさつする習慣は、社会に出た後も役立ちます。もちろん学校でも教わることですが、小さなころに身に付けた習慣は自然に実践できて忘れないものです。コミュニケーション能力の向上に役立つリビング階段は、小さなお子さんのいるご家庭に特におすすめ。
・リビングデスク
一昔前は子供部屋に勉強机を置くのが一般的でしたが、最近はリビングに共用デスクとして設置するのも多いパターンです。在宅ワークや調べものなど家族で使いまわせ、スペースの節約になる点は大きなメリット。
6帖の子供部屋に勉強机とベッドを置くと手狭な印象がありますが、机が無くなるとかなり余裕が生まれます。楽器やスポーツの道具など、お子さんが興味を持ったアイテムも置けるため、将来の可能性が広がりますね。
リビングなら小学校の宿題でわからない場所があっても、パパママにすぐ質問して疑問も解決できます。人の目がある場所で取り組むことで、サボり癖が付くのを自然に防げるのもうれしいポイント。
・畳の小上がりスペース
リビングの一角に設ける小さな畳の小上がりスペースは、赤ちゃんが居るご家庭に特におすすめの間取り。ミルクをあげたりお昼寝をしたり、遊んでいる赤ちゃんのとなりで家事をこなしたり、多目的に活躍します。
リビングから一段上がっていると、フローリングのホコリが入ってこないので赤ちゃんがハイハイしても安心。床下に生まれたスペースに、おもちゃや子育てアイテムを収納できる点も非常に便利です。
スペースの関係で小上がりが難しい場合は、フローリングとフラットの畳スペースもおすすめです。カーペットなしで気軽に腰を下ろせるスペースは、子育てでも家事でも役立ちますよ。
・無垢フローリング
小さなお子さんは裸足で歩いたり走ったりするのが大好き。触り心地が良く、化学物質を含まない無垢フローリングは子育て世代に特におすすめです。
裸足で過ごすことは脳に刺激を与えるため、育ち盛りのお子さんの成長を促すとして昔から推奨されてきました。合板フローリングから無垢フローリングに替えたら自然と裸足の生活になったという方も多く、お子さんだけでなく大人にもメリットがあります。
また、無垢フローリングは傷や凹みをつけても見た目が悪くなりづらい点も子育てにおすすめ。合板フローリングは傷がつくと貼り合わせたベニヤ層が見えてしまいますが、一枚板の無垢フローリングは中身も同じ木です。やすりをかけて目立たなくすることもできるため、おもちゃや食器を落としやすいお子さんが居ても美しい状態を保てます。
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■子育てしやすい間取りは自由なプラン作りで
たくさんのことを吸収するお子さんの成長をサポートするため、子育てに適した間取りでいろいろな経験をさせてあげましょう。お子さんの人数や年齢、ご家族のライフスタイルに合わせた間取りを作るためには、自由なプラン作りが欠かせません。
私たちファンズライフホームは、たくさんの子育て住宅を建ててきた経験からピッタリなプランをご提案します。千葉県・茨城県を中心に完成見学会も実施していますので、子育て間取りのアイデアをぜひ体験してみてください。
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ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター