燕と境界票の話
今年も来ているかな?
昨年の5月に多古町の道の駅で目撃したこども達、トイレの入口付近で壁につかまるように巣ずくりしていたので、思わず写真を撮る、自然に近いという事は、人も住みやすい環境であると考えられます。
お住まいをお考えの時は、郊外の自然豊かな土地柄も大切にしてくださいネ。
前置きはこのくらいにして、
今日は境界票に付いてお話致します。
境界票ってよく耳にするけど、実際どんな意味を持ったり、どんな物が有ったり等、良く分からない方も多いのではないでしょうか?
今回は、その様な境界票に付いて分かりやすくご説明します。
主な目的とは、ココからこっちが自分の土地、こっちがお隣、ココが道路との境など色々な言い方をしますが、そうなんですコンクリートの柱みたいな物からプラスチックや金属プレートなどいろんなものが有るんです、そこの地点からもう一つの地点まで結んだ線が境界ラインなんです。
いつも苦労するのが、その境界票って必ずあるとは限らないんです、土に埋もれていたり、何らかの事情で欠けていて何処がポイントなのか不明で有ったり、その昔に木を植えていてそこが境界なんて例も有ります。
法務局に登記されている測量図が有ると、おおよその位置関係が分かったりもするのですが、公図という地番の乗っている図面では良く分からない事も有ります、(形状とサイズが大まかで、はっきり分からない為)測量図が有る場合は、基準点が記されて いるのでそこから測量士さんたちは計測していって、本来の位置を呼び起こして行けるようです。
境界票の持つ意味では
お隣との境界ライン上にブロックなどが設置されていて、ブロックの中央部が境界ラインとしている分譲地「左の写真」(古い分譲地に多いパターン)ですが、この場合ブロックやフェンスなどが傷んで来て、交換や補修などの必要が出て来た時に、どちらのお宅で費用を持つのかが問題と成ってしまいます、そのお隣との良好な関係が持続中は良いのでしょうけど、売却されて今度の持ち主が必ずしも良い関係が構築できるとは言い切れません。
この様なトラブルに遭遇しなくても事前にどちらかの敷地のみにブロックやフェンスを設置した右の写真のお宅の場合、そちらのお宅のみの判断で施工するかどうかを決められます、今はこのような形が一般的と成って居ます。
以上の様に、境界票の重要性と、将来に向けての問題回避計画を立てる必要が有りますので、良くご相談の上専門家に委託されることをお勧めします。