お問い合わせ

債務・債権と期限の利益の話

債務・債権と期限の利益の話

 

一般的にはあまり意識をされていないと思いますが、債務や債権ってご存じでしょうか?

債権とは、平たく言うと権利の意味です。

 

債務とは、そうです義務のお話なんですね。

 

つまり、債権をお持ちの金融機関など債権者が、債務を負っている債務者に「お貸ししたお金を返してください。」という流れなんです。

然し、契約上何も問題なく契約通りに支払いを継続しているのに「すぐ返してくれ。」とは債権者も言えないのです。

なぜなら、債権者側に落ち度がある状態になるので、契約違反になるからなんです。

これを契約に沿った形で契約を終わらせるには、契約書に書かれている約束を果たす義務が債権者に求められ、この支払期間を(期限の利益)というんですね。

この期限の利益の主張を債務者は債権者へ主張出来ますので、問題にはならないんです。

 

逆に債務者が支払期限を過ぎているにもかかわらず、一方的に支払いが遅れたり連絡をしなかったりした場合は、期限の利益を失い即残金の全額を支払う様に求められても文句を言えなくなってしまうんです。

 

きはるカフェ内部写真

法律用語って難しいですね、お尋ねになりたい項目が有りましたら、ためらわずに弊社のブースへお越しください、富里市日吉台2丁目きはるカフェでお待ちしております。