お問い合わせ

クロスの選び方と機能について

皆様こんにちは!!
設計部、小松崎です(^^)/
新年あけましておめでとうございます!!!
本年も宜しくお願い致します。

さて、前回の日下部より頂いたお題、「クロスの選び方と機能について」です…
まず簡単な「機能」についてです☆

クロスは大きく分けると2種類あります。
①量産品クロス
②一般品クロス
の2つです。

①量産品クロス

いわゆるベーシックなクロス。カタログにも100種類くらいに絞った掲載で、柄物はほぼありません。
単価も一般クロスに比べて安いですが、「機能が劣っているわけではありません!!」
基本的な防カビ仕様や不燃、ものによっては表面強度アップや耐水性に優れたものもあります。
厚めの生地が多いので、特にリフォーム現場には適したものが多いです。

②一般クロス

カタログをみると一目瞭然ですが、一番の違いは種類がものすごく豊富です…!!
よく専門用語で「1000番台」クロスともいいますが、1つのカタログで1000種類くらい掲載されており、
ちまたにある柄物はほぼすべて掲載されています。
ただ、リフォームには適さないような「生地の薄いもの」も多く掲載されているので
注意が必要です…!!

※量の多いベースクロスを量産品クロスから選び、アクセントにしたい柄物を一般クロスから選ぶ
というのが良い選び方かもしれません。

そして、この一般クロスには「機能性」、いろいろな追加機能があります。

こちらはサンゲツのリザーブというカタログの抜粋です。
ペットを飼われている方は表面が強くなっているものや消臭できるもの、
湿気が気になる水廻りなどには吸放湿してくれるものなど、
シーンに応じた使い方ができます♪
このご時世、「抗ウイルス壁紙」を玄関に用いるなどしても良いかもしれません…!!

★番外編
リフォーム向け一般クロス

種類的には「一般クロス」になりますが、上記の一般クロスはリフォームにはあまり適さない薄い生地が多いことに対して
こちらはすべてリフォーム向きの厚めのクロスで構成されています。
築年数の古いリフォーム案件など下地が心配な現場はこちらで選ぶと良いです(^^)/

いかがでしたか?
一口にクロスといっても、その種類は本当に多種多様です。
どこにどういうクロスを使えばいいのか、また内装材もクロスだけでなくタイルやパネルなど様々存在します。
自分である程度こうしたい!というイメージを持つことはとても大切ですが、
最終的に何を選ぶべきかは、プロである我々にご相談ください(^^)/

ここまでお読みいただきありがとうございました!!
さてお次は
「これだけはやめておけ…!間取りの失敗談」
です…。
新築だけでなくリフォームも手掛ける我々ならではの観点でお届けします。