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コンクリート

設計担当の森田です☆

秋空が高く澄み渡り、秋の訪れを感じる季節となりましたね。

秋といえばスポーツの秋なので

ランニングやウォーキングを始めたいところですが

私には重労働の日課があるので

いまのところそれで体力づくりをしています。

それは庭の草刈りです(;^_^A

長時間の全身運動だし、頭を無にして作業できるので

筋肉痛にもなりますが、結構ストレス発散にもなりますよ( *´艸`)

秋になったので草たちにも落ち着いてもらいたいところですが。。。

つい先日も作業しました。

たくさん汗をかいてシャワーでさっぱりしたら

冷えたビールを美味しく飲みたい!とはいかず

子どもたちの塾の送迎があるのでミネラルウォーターで我慢しました(^^;)

 

さて、前回の加瀬からのお題

「コンクリートってなんで固まるの?」についてお話させていただきます。

「コンクリート」は

セメントと水の化学反応(水和反応)によって生じる「セメント水和物」が

分子間力で結合して固まります。

簡単に説明すると上記が固まる理由です。

そして必要な強度に固まるまでに28日(約4週間)かかると言われています。

 

ここからは余談ですが。。。

 

混ぜる材料によって呼び名が変わります。

セメント+水・・・セメントペースト

セメント+水+砂・・・モルタル

セメント+水+砂+砂利・・・コンクリート

といったふうに。

 

今やコンクリートが視界に入らない日はないくらい

コンクリートは日常にありふれていますね。

コンクリートは地球上にある材料で構成されているので

地球上で水の次に使用量の多い材料だそうです。

 

セメントと水が化学反応を起こすとき、発熱します。

コンクリートの規模によっては水和反応で90℃になることもあるようです。

もし、少量のコンクリートを作るときにセメントが服や肌についてしまったら

水で洗うと水和反応を起こして熱がでて火傷してしまうので

先ずはセメント粉末を掃除機で吸ったりしたほうが安全ですよ。

工事現場の大容量のコンクリートは

工場で混ぜた状態でミキサー車などで運ばれてくるのでそんな心配はありませんね。

 

コンクリートは「人口の石」のようなものですが

環境に配慮したコンクリートも多くあります。

一例として

・緑化コンクリート

→セメント・骨材・水の組合せでさまざまな空げきを設けることができます。

この空げきに植物の育成に必要な土壌や肥料、場合によっては保水材や種子を充てんします。

植物は空げき部分に根をおろしていき、土壌中と同じように育成して緑化が可能となります。

河川の護岸、道路のり面の防災と環境保全などに使われています。

・水質浄化コンクリート

→コンクリートを多孔質にすることによって微生物のすみかを確保し、自然の浄化能力を保全する目的で開発されたものです。

・大気浄化コンクリート

→光触媒機能を利用したコンクリートで、コンクリート表面に設けた酸化チタン含有層により大気中の窒素酸化物を除去します。

歩道用インターロッキングブロックやコンクリート平板が商品化されています。

 

コンクリートは調べれば調べるほど奥が深いです(^_^)

 

それでは今回はこの辺で(*^^*)

次回は、藤﨑より『家を建てる季節はいつが良い?』

についてお話させていただきたいと思いますので

どうぞお楽しみに(@^^)/~~~