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新築とリフォームどちらにするかの考え方。

こんにちは。ファンズライフホームの杉本です。

6月ももう半分すぎますね。そして今年も半分過ぎてしまいました…。時が過ぎるのは早すぎます。先日家の掃除をしていた時に、娘が幼稚園年長さんの時の、お遊戯会のDVDが出てきてみんなで見ました。あれから3年、大きくなったと時間の過ぎるのは早いとじみじみ思いました。

 

 


こちらは現在、水廻りとLDKのリフォームを工事させて頂いていますお客様の工事中の写真になります。
抜ける柱、補強などを考えて設計もさせていただいています。ご夫婦とお母さまが快適にお住まいになられる空間を現在工事中です。

 

ということで、今回はリフォーム、新築のどちらにするのが良いかというお話を書いてみようと思います。

 

個人的には、色々情報を見たり調べても、新築とリフォームどちらにするのがよいか、なかなか決められないと思われている方は、まず
リフォームでお話を聴いてみるのが良いと思っています。

①ご自宅の診断
リフォームを全面的に行う場合は、住宅の診断を行います。耐震に適しているかどうかで柱の位置や基礎の状態、雨漏りやシロアリの有無などなど。この状態によって、今後何年ご自宅をお使いになるか。(お子さんも家を継いでお住まいなられるか)のお考えも考慮し、リフォームに適している家かどうかも判断します。

リフォームを行う場合は、新築に比べて、断熱、耐震の数値が低くなる傾向もあります。(新築ぐらいの数値を出すためには高額になるケースが多い)これから住むのに、断熱、耐震をどう考えていくのかもしっかり考える必要があります。

 

②間取りについて
ご自宅の診断をして構造も確認し、間取りのご要望をお聞きする際に動線、ご家族構成(将来も含め)なども色々お聞きします。
比較的間取りの変更がしやすいのは在来工法です。ツーバイフォー工法など壁と床で耐力をとっている建物は、壁を抜くことは厳しいので間取り変更は制限がかかります。とはいえ、間取りの変更はご予算がかかります。特に、廊下の幅を変えたい、階段の位置を変えたいなど構造に絡む工事などですね。新築のメリットはプランの自由度。ご予算含め、間取りもしっかり考えるのも大切だと思います。

 

③その他
今ある思い入れのあるものを再利用したり、よく使う場所、使わない場所で優先順位をつけてこだわる所に予算をかけ、他はローストに抑えるなど工夫できるのもリフォームの特徴です。また、建築基準法や条令の改正により、「建て替えが不可な土地」「建て替えると今の家よりも小さな家しか建てられない土地」も有りますので、確認も必要です。

 

④ご予算
建て替えの場合、家屋解体費、仮住まいの準備や費用、登記の費用などの出費が加算され、その金額も考えて比較することが大切です。

このようにリフォームのメリットは、建て替えに比べ総工事額は少なく済むところにありますが、リフォーム工事は、ちょっとづつ壊して造っていくという作業の繰り返しのため、建て替えよりも工事単価は割高になります。

コスト面での比較をする場合には、このように実際工事にかかる費用だけでなく、付属として必要な費用も考慮し、総額がいくらになるのかを新築とリフォームの比較検討が必要となります。リフォームで新築の70%~80%ぐらいで予算が組めれば、リノベーションにされる方が多い感じもします。

 

個人的な経験上、リフォームで話を聴いて新築になることは多いですが、新築で話を聴いてリフォームになるケースは少なく感じます。
現在どちらにするか迷われていて、客観的に比べるなら、リフォームで話を聴き、現状の家の状態を把握することから始めてみてはいかがでしょうか。

 

 築年数・現在の家の構造の状態・これからの生活設計・希望のプラン・土地の状況・構造・予算によって様々な答えがあります。これらを踏まえながら、十分な検討を行なうことが大切だと思います。

 

以上 杉本でした。