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『小さな家と大きな家、どっちがいい』

こんにちは!日下部と申します!2月から新たに設計部に配属となりました。

設計士として、お客様の快適な住まいづくりのお手伝いをしてまいりたいと思いますので、

どうぞ、よろしくお願い致します。

 

さて、それでは『小さな家と大きな家、どっちがいい⁉』について私の考えをお話したいと思います!

小さな家と大きな家のメリット、デメリットをお伝えします。

小さな家のメリット

1.土地の大きさの影響を受けにくい。

家自体がコンパクトなので、それほど広い土地でなくても家を建てることができます。人気の高い駅近などに住まいを構えられるため、生活の利便性も高くできます。住居面積を抑えれば、土地の広さによって庭や駐車場スペースを多く確保することも可能です。

2.家の費用が抑えられる。

家の価格は大きく分けて「広さ」と「仕様」によって決まってきます。広さは家の価格で1番大きな影響を持っています。「坪単価」という言葉も耳にしたことが有る方も多いと思いますが、それだけ家の大きさと価格の結びつきというのは強いです。例えば、広さを抑えて仕様や設備に費用を回して家の住み心地を上げるのも一考です。量より質を大切にした生活ができると思います。冷暖房費、固定資産税、メンテナンスにかかるコスト削減など費用面も抑えられます。

3.家族と程よい距離感を持つことができる。

距離が近いので会話がしやすくなり、一体感が出やすくなります。あえてダイニングテーブルを無くしてリビングに大き目のローテーブルを置き、周りにグルッと人が集まれるようにしてしまう等、小さな家を楽しむ方法も沢山あります。

4.掃除がしやすい。

効率のいい動線確保ができ、家事や掃除などの負担が少なくなります。

 

大きな家のメリット

1.広々と余裕のある空間。

大空間という小さな家の工夫だけでは再現できない大きな家が持つ魅力です。

定期的に人が多く集まる場合は大きな家が求められます。

親族の繋がりが強く、法事や季節の行事など定期的に人が集まるというお家などは大きいと便利です。

色んな状況でも対応できるのが、大きな家のいいところです。

続いて、小さな家と大きな家のメリット、デメリットをお伝えします。

 

小きな家のデメリット

1.家の設計が難しくなる。

生活する上で人や家具が邪魔になる事があります。収納スペースの確保が難しいです。収納は生活の利便性を左右する重要なポイントの1つとなるため、解消すべき優先度は高い限られた空間に効率のいい間取り配置を行うためには、優れた知識やノウハウが必要となります。

2.小が大を兼ねるのは難しい。

家に頻繁に何人も人を入れると入りきらなくなります。多く人が集まった時にどう座るかまで予め考えておけるとベストです。

お子様の成長や物が増えていくものなので手狭に感じます。

 

大きな家のデメリット

1.ある程度の広さの土地が必要

2.建築費が掛かる

3.光熱費や掃除の手間というのも広さに比例して大きくなっくる

4.将来子供が巣立って夫婦2人になった時に、家の広さを持て余す可能性がある

5.生活動線を意識した間取りにする必要がある

小さな家では多少動線が長くてもそこまで毎日ストレスになるというケースは少ないですが、広い家の中を行ったり来たりと家の中  を移動するのも大変です。

 

じゃあどっちがいいのでしょうか?

暮らしていて楽しい家だとしても、その楽しく感じる家というのは人それぞれです。

まずは何に価値を感じて優先順位が高いかどうか。この部分を整理することで、

「暮らしていて楽しい家」というのは小さな家が良いのか、それとも大きな家が良いのかというのがハッキリしてくると思います。

 

まずはご相談ください。一緒に快適で楽しい住まいを考えていきましょう。

 

次は小松崎より『家の断熱性能』についてお話をさせて頂きたいと思いますのでお楽しみに(^_^)/~