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家づくりコラム

2022.09.15

【間取り図あり】25坪の2階建て・平屋のおしゃれな間取り|成田市の新築注文住宅実例

ファンズライフホーム編集部

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明るいリビング

延べ床面積25坪の家というと、どんな間取りを想像しますか?

25坪という数字の小ささから、「あまり広々としたおしゃれな家はつくれないのでは?」と考える人もいるかもしれません。

実は、間取りの工夫で、25坪程でも開放感もあり家族それぞれがゆったりと暮らせる家は十分実現できます。

今回は成田市と近隣地域の建築実例を紹介しながら、コンパクトでもおしゃれで住みやすい間取りを実現する方法について解説します。ぜひ参考にしてくださいね。

 

目次

  1. 延べ床面積25坪でおしゃれな間取りを実現するポイント
    1. ダイニングを中心に間取りを考える
    2. 動線を意識して効率の良い間取りにする
    3. 引き戸を取り入れて閉塞感をなくす
    4. 視線の抜けを意識した間取り
    5. 収納不足の対策を考える
    6. ロフトやスキップフロアを取り入れる
    7. キッチンは使い勝手とLDとのつながり方で決める
    8. ウッドデッキで外へつながる広がりを感じさせる
    9. リビングと隣接した多用途に使える和室を取り入れる
    10. 多目的スペースを設ける
    11. リビング階段や吹き抜けで開放感を出す
  2. 25坪のおしゃれな2階建て・総二階の間取り実例
    1. 25坪の2階建て(香取市):総二階でゆったり住めるコンパクトな家
    2. 28.9坪の2階建て(成田市):総二階の家事動線ラクラクの家
  3. 25坪のおしゃれな平屋の間取り実例
    1. 23坪の平屋:夫婦のライフスタイルを体現したおしゃれな平屋
  4. 25坪の家・建築費用の相場は?
  5. まとめ:25坪の家の間取りは動線と視線の抜けを意識しておしゃれに仕上げよう

 

延べ床面積25坪でおしゃれな間取りを実現するポイント

ダイニングを中心に間取りを考える

ダイニング

家づくりではまずリビングを広く確保したいと考える人が多いと思いますが、リビング・ダイニング両方を広くしようとすると、どちらも中途半端になって、住みづらくなってしまうケースがあります。

25坪程度の家の場合は、限られた面積で快適なLDKを作るためにダイニングの広さと役割に注目してみましょう。ダイニング中心のLDなら、大きめのダイニングテーブルを部屋の中心に配置して、リビングのようにくつろげるスペースとしても使用できるようにすれば、リビングにそれほど広さを割かなくても快適な空間がつくれます。テレビの位置やソファの座面の高さを工夫して、ダイニングテーブルでもテレビが楽しめるような間取りにするのもおすすめです。

動線を意識して効率の良い間取りにする

収納たっぷりのキッチン

限られた面積で暮らしやすい間取りをつくりたい場合は、移動に関する最短距離を常に意識しながら考えるとうまくいきます。LDKワンフロアは、広さを感じやすいとともに動線も良い間取りです。

また、玄関からリビング、キッチンから洗面脱衣所、洗濯機から物干し場(デッキやバルコニー)など、毎日の暮らしの動きを間取り図上でイメージして、できるだけスムーズに日々のルーティンが行えるような間取りは、暮らしやすさとともに、面積を効率よく使う間取りにもつながります。

引き戸を取り入れて閉塞感をなくす

ユーティリティースペース

コンパクトな家におすすめなのが、建具は引き戸をメインにすることです。各部屋が小さめなので、開き戸を多用すると、扉を開けた時のデッドスペースが気になるというケースもあります。引き戸なら、開放したときにデッドスペースが生まれず、開放したままにしておけば視線の抜けによって奥行きを感じるため、部屋を広く見せられます。

視線の抜けを意識した間取り

奥行き感のある廊下

視線の抜けに関してもう一つ意識したいのは、行き止まりの壁をできるだけ作らないということです。廊下の突き当りはなるべく窓や勝手口などを配置して、視線が抜ける工夫で空間が広く感じられます。

廊下の突き当りはサニタリーにすることも多いですが、引き戸を活用する、手洗い場にして正面に窓を設けるなどの工夫で、明るく広がりを感じる間取りにできますよ。

収納不足の対策を考える

限られた面積で家を建てる場合、LDKや個室を必要分確保すると、収納が不足するという悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。25坪程で家を建てるときに収納量を確保できるアイデアをいくつか紹介します。

【対策1】ガレージや物置・土間収納を確保する

家づくりで見落としがちな、アウトドアや園芸用品、カー用品などの収納場所。玄関収納ではまかないづらい汚れる物、室内に持ち込みたくない物は、できれば専用の収納スペースを確保しましょう。1畳程度でもガレージ・物置などがあると室内との分離ができて家の中もすっきりします。庭の空いたスペースに配置するのもよいですが、始めから家の一部として設計に入れておくと、目立ちにくく便利な外物置をつくりやすくなります。

【対策2】玄関に土間収納を付ける

土間収納として汚れる物を収納できるシューズクロークもおすすめです。通り抜けできるウォークスルータイプにしたい場合は、広さが十分に確保できるか、他の部屋の広さに影響しないか、動線に無理がないかなどに注意しながら間取りを検討しましょう。

【対策3】ファミリークローゼットで大きな一括収納にする

各部屋から入りやすい場所や、サニタリー近くに大きめのウォークインクローゼットを設置するアイデアもあります。3~4畳程度あれば、家族3~4人分の衣類は十分収納できますし、中で着替えもできます。1間幅(約1.8m)のウォークインクローゼットの場合、通路や着替えスペースを確保するため、棚とパイプハンガーは片側のみ造作し、反対側には自由に市販の衣装ケースなどを置けるようにするのがおすすめです。

ロフトやスキップフロアを取り入れる

スキップフロアのある家

天井の小屋裏部分を利用したロフトや、床に段差を付けるスキップフロアも、収納の確保におすすめです。スキップフロアは1階部分の床を一部上げることで、下の部分が大きな半地下スペースになり、たくさん物を収納できます。ロフトやスキップフロアは、天井が高くなるため空間が広く感じるというメリットもあります。

キッチンは使い勝手とLDとのつながり方で決める

コンパクトな家でも、キッチンはできれば4畳以上確保しましょう。キッチンの形は大きく分類すると対面型と壁向き(壁付け)型の2種類があります。LDKワンフロアの場合は、対面キッチンにすると、調理しながら家全体を見渡せるので、子育て世代に人気のキッチンです。壁付け型は、壁に向かってキッチンを配置するため、スペースの限られたLDKに適しています。

どちらの場合を採用するにしても、リビングダイニングとどのようにつなげるか、使い勝手は良いか、動線に配慮しているかなど、様々な観点から検討しましょう。

ウッドデッキで外へつながる広がりを感じさせる

二世帯住宅のウッドデッキ

小さめのLDKでも、リビングから外につながるウッドデッキがあると、室内から屋外へ視線が抜け、広がりのある気持ちの良い空間になります。縁側的な内と外の中間領域を充実させると、家を広くするよりも豊かな環境がつくれることもあります。

リビングと隣接した多用途に使える和室を取り入れる

リビングと隣接した和室

畳のあるスペースは、来客用、家事や育児、子どもの遊び場、ちょっとした休憩など、多目的に使えるのがメリットです。特に、最近ではリビングと隣接し、引き戸やアコーディオンドアなどで自由に仕切れる畳コーナーが人気です。

例えば、リビングと畳コーナーの面積を上手く調節して、テレビを楽しむ人はリビング、趣味や遊びは畳で、と目的を決めれば、限られた面積でも家族の色々なニーズに応えられます。

さらに、畳コーナー自体をリビングとする方法もあります。リビングのスペースが十分確保できない場合におすすめです。小上がりスタイルにすれば、畳下に引出し収納を付ける、間接照明の設置場所にするなど、さらにおしゃれにスペースを有効活用できますよ。

多目的スペースを設ける

階段ホールにくつろぎスペース

寝室や子ども部屋をコンパクトにして、個室は主に寝る部屋、仕事や勉強は共有スペースで行うようにする間取りも効率的です。

例えば、吹き抜けを取り入れ、2階のホールに書斎やワークスペース、スタディスペースを設けると、1階の家族の気配を適度に感じながら仕事や勉強ができます。

リビング階段や吹き抜けで開放感を出す

リビング階段と吹き抜けの組み合わせ

25坪程度の家の場合、吹き抜けは面積がもったいないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、吹き抜けには日当たりの悪い1階に採光を取ったり、1階と2階が縦に繋がることで広さを感じられたりとメリットも多くあります。お子さんがいる場合は、2階での気配を感じやすいのでコミュニケーションが取りやすいメリットもあります。

隣家との距離が近いなど土地条件によっては、吹き抜けにすることで快適性が上がりおしゃれな空間にもなるため、ぜひ取り入れたい間取りです。

25坪のおしゃれな2階建て・総二階の間取り実例

 

25坪の2階建て(香取市):総二階でゆったり住めるコンパクトな家

香取市の自由設計の家の外観

千葉県香取市の総二階の家の実例です。吹き抜けを兼ねるリビング階段や、行き止まりをなくし洗面所へ通り抜けられるようにしたキッチンなど、動線と視線の抜けを意識して、面積以上の開放感でゆったりと暮らせる住まいになっています。

おしゃれなLDK

25坪でも、広い玄関と十分な収納量の玄関収納も実現しました。

明るい玄関と大きな靴箱

この事例をもっと見る:香取市【ラクラク家事動線の25坪の家】

28.9坪の2階建て(成田市):総二階の家事動線ラクラクの家

成田市の28坪・総二階の家の外観

成田市の28.9坪、総二階の事例です。白い外壁に淡いグリーンの玄関ドアがポイントのおしゃれな洋風の家。キッチンはお子さんたちもお手伝いしやすい対面式で、背面の収納も家のテイストに合わせたナチュラルテイストに。楽しく料理ができますね。

対面式キッチン

対面式のキッチンからは、リビングダイニングが一望でき、家族の様子が見えます。LDの掃き出し窓は広いデッキにつながっており、明るく、外への広がりを感じる間取りになっています。デッキは洗面脱衣所からの動線もよく、洗濯もはかどります。

明るいLDK

リビング階段から玄関へ続く動線には、通園・通学グッズをまとめて収納できるスペースを。効率よく準備ができ、お片付けも楽チンです。

通園・通学グッズの収納スペース

この事例をもっと見る:成田市【スムーズな家事動線など家族の暮らしを大切にした家】
 

25坪のおしゃれな平屋の間取り実例

23坪の平屋:夫婦のライフスタイルを体現したおしゃれな平屋

平屋の事例

23坪というコンパクトさで、ゆとりの平屋を実現したご夫婦の住まいです。勾配天井を活かした高い天井や小屋裏収納(ロフト)など、平屋ならではの良さを活かした開放的で生活動線も良い間取りになっています。

明るいリビング

この事例をもっと見る:【夫婦の絆をカタチにしたやさしい家】

25坪の家・建築費用の相場は?

住宅ポータルサイトのデータを使用して、2021年3月現在の、成田市を施工エリアとする注文住宅の工務店、ハウスメーカー、設計事務所の20~28坪程度の家の建築費用の相場を調べてみました。

総二階の家の建築費用は1000~1750万円が相場で、平均すると約1500万円

部分二階建ての家の建築費用は1100~2500万円が相場で、平均すると約1750万円

平屋の家の建築費用は1200~2750万円が相場で、平均すると約1650万円

三階建ての家の建築費用は1500~2500万円が相場で、平均すると約1850万円

このような結果になりました。建築費用は、各工務店、ハウスメーカー、設計事務所によって大きく差がありますので、あくまで目安として参考にしてください。

まとめ:25坪の家の間取りは動線と視線の抜けを意識しておしゃれに仕上げよう

今回は、25坪でおしゃれで快適な家の間取りのポイントと、総二階、平屋の建築実例、25坪の家の建築費用相場を紹介しました。様々な工夫で、限られた面積でも広がりを感じながら余裕を持って住める家は実現できますので、ぜひ間取り作りの参考にしてくださいね。

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