今、家づくりを検討中の皆さんは、延べ床面積28坪というと「ちょっと狭いかも?」と感じる人も多いかもしれません。
でも実は最近、3~5人家族で25坪~29坪程度のコンパクトな新築住宅の人気が高まっています。
ファンズライフホームでもたくさんのお施主様のコンパクトでも住みやすい間取りを実現した家づくりをお手伝いしています。
今回は千葉県成田市で建てた28坪・総二階・4LDKの家事ラクな家の実例を写真や間取り図で詳しく紹介します。
千葉県北総や茨城鹿行エリアで家づくりを検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
28坪の家・間取り実例【成田市・総二階・4LDKの家】
間取り図


シンプルで動線の良い長方形の総二階建て

凹凸の少ないシンプルな形で、動線の良い暮らしやすい間取りを総二階で実現しました。LDKからはデッキテラスに出られて、洗濯動線も良い間取りです。
広々20畳のLDK

廊下をなくすこととシンプルなゾーニングで28坪とは思えない20畳の広々LDKを実現。
2階建ての家の間取りは、大きく分けると
①1階にLDKと水回りを配置して2階に個室
②1階にLDKを広くとって2階に個室と水回り
の2パターンがありますが、総二階の家は②の広いLDKを実現しやすい形です。また、4LDKのように個室が多い場合も、個室を2階に集約できる総二階は動線の良い間取りを作りやすいと言えます。
対面キッチンでコミュニケーションしやすい
コンパクトな家は、LDKを壁や扉で仕切らないワンフロアの間取りがおすすめです。閉塞感が出ず、家族とのコミュニケーションもしやすい間取りです。こちらの家ではワンフロアLDKと対面式キッチンを組み合わせました。料理中もリビングの家族の様子が見えて会話もしやすく、お手伝いもしやすいとメリットいっぱいのキッチンです。

将来にも備えた仕切れる子ども部屋

2階の図面右側にある4.5畳の子ども部屋2部屋は、部屋同士を仕切らずに仕上げています。
お子さまが小さいうちは1部屋としておけば、育児や家事、テレワークや趣味など様々な用途に使えます。
将来お子さまのそれぞれの寝室兼勉強部屋が必要な時期なったら、壁を設置(リフォーム)したり本棚や2段ベッドを配置したりすることで2部屋にすることができます。
コンパクトな家でも、この事例のように可変性のある間取りにすると家族が成長しても快適に住める家がつくれますよ。
収納もしっかり確保

LDKを広くとって、個室もたくさんつくるとなると、「収納スペースは足りるの?」と心配な方もいるかもしれません。コンパクトな家で収納不足の失敗を防ぐ方法は、どこにどれくらいの収納を備え付けるか、既製品の収納棚やボックスをどれくらい活用するかなどをプランニングの段階でしっかりシミュレーションすることです。
ここを曖昧にして間取り作りをすると、後から収納家具でLDKが圧迫されてしまうという失敗が起こるケースも。
今回の事例では、1階は階段脇の扉付き収納とキッチンの床下収納、2階は各個室にそれぞれ1畳程度のクローゼットに加えてホールに扉付き収納を設置しています。
また、子ども部屋と玄関の動線上に、お子さんのランドセルや通学用品をまとめて収納できる通学用品コーナーを設置したことで外出・帰宅がスムーズになりました。
今回ご紹介した事例:28坪/スムーズな家事動線など家族の暮らしを大切に設計
28坪の家におすすめの間取り・設備
次に、28坪程度のコンパクトな家におすすめの間取りや設備を紹介します。数字上の面積が狭くてもゆったり住めるだけでなく、家の動線が良くなるポイントでもあるのでぜひ参考にしてください。
対面キッチン・オープンキッチン(ワンフロアLDK)

小さくても動線の良い家のポイントとして「LDKをワンフロアで使う」ことが挙げられます。キッチン、ダイニング、リビングに仕切りを付けないことでLDKが広い1つの空間になり、移動やドアの開け閉めの手間がなくなるだけでなく、家具の配置の選択肢も増えます。
ランドリールームなどのユーティリティスペース

ユーティリティスペースとは、家事室やランドリールームなど家事や作業をするための部屋・スペースです。ユーティリティスペースがあると、リビングなどくつろぐ場所に家事にまつわるものを持ち込まなくなるので散らかりにくく、掃除もラクになって一石二鳥です。
さらに、収納スペースである「パントリーやファミリークローゼット」とランドリールーム・ワークスペースなどを兼ねた空間にすれば効率良く面積を使えます。
コンパクトな家では、1つの部屋や空間を多用途に使うことを意識すると間取り作りがうまくいきやすいですよ。
まだまだあります!成田市のコンパクトな新築一戸建て間取り事例
成田市で建てたコンパクトで快適な家の実例をもう一つ紹介します。

1階にダイニングキッチン、2階にリビングを配置した2階建ての家の事例です。リビングはベランダに面していて、光がたっぷり入ります。
まとめ|28坪の家はシンプルな形と動線を意識した間取りが成功のポイント!
今回は、28坪前後の限られた延べ床面積でも間取りの工夫でゆったりと住める家のポイントを事例を交えて解説しました。総二階のようなシンプルな形状は、食事や家事、お風呂、睡眠など毎日の生活に応じたゾーン分けしやすく、動線の良い家になるのでおすすめです。
今回紹介したポイントを参考にして、コンパクトで住みやすい間取りをぜひ実現してくださいね。
ファンズライフホームは創業100年以上の経験をもとに、お客様にピッタリなプランをご提案します。千葉県・茨城県の住まいづくりは、ぜひお気軽にご相談ください。