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本物の高気密・高断熱住宅のメリット|快適性や光熱費はどう変わる?|千葉県の工務店が実例紹介

高気密高断熱のスーパーウォール工法のメリット

今の日本では高気密・高断熱住宅が住宅のスタンダードとなっています。

高気密・高断熱住宅とはどんな家なのか、どんなメリットがあるのか今ひとつ分からないという方もいるかもしれませんそこで今回は高気密高断熱住宅やエコハウスを建てることで私たちの暮らしがどう変わるのかについて解説します。

ファンズライフホームの高気密、高断熱工法「スーパーウォール工法」についても説明していますので、快適でランニングコストも安く、長く住める家を建てたい!という方はぜひ参考にしてくださいね。

 


目次
■高気密高断熱住宅とは?メリットと噂の真相
 ・メリット①・快適な住環境を年中維持できる
 ・メリット②・冷暖房、空調設備の効率が良くなり省エネに
 ・メリット③・家づくりで未来の地球環境を守る
■高気密・高断熱住宅「LIXILスーパーウォール工法」とは
■高気密高断熱住宅の失敗しない選び方
■「高気密高断熱住宅に住んでみて」施工事例・インタビュー紹介
■まとめ|快適で家計にやさしい高気密高断熱住宅は千葉の気候風土に適した施工力のある工務店を選ぼう


 

 

■高気密高断熱住宅とは?メリットと噂の真相

メリット①・快適な住環境を年中維持できる

断熱とは住宅の中に外の熱や冷気を入れない、外気の影響を受けにくい家にすることです。

断熱材を外壁、屋根、床など構造のスキマにしっかり入れることが基本になります。また、窓のサッシやガラスも樹脂サッシや複層ガラスなど断熱性の高い製品を使います。

気密とは人間の服でいうとダウンジャケットのファスナーや袖口や裾のリブのような役割を果たすもので、隙間から暖まった空気を逃がさないようにすることです。

家の場合は断熱材と構造材のスキマや断熱材の内側に気密シートやテープを貼って気密性を確保します。こうすることによって、断熱材のスキマから熱が出入りするのを防ぎ、家の中が魔法瓶のように暖かい、涼しいをキープできるようになります。

高気密高断熱のスーパーウォール工法の事例

高気密高断熱のスーパーウォール工法の事例

高気密高断熱化で建物の性能が良くなると、冷房時も暖房時も同じような室内温度になり、1年中室内の気温差を感じにくく、温度による不快感のない家になります。冷暖房設備の力だけでは実現できない快適な住環境が高断熱・高気密住宅の最大のメリットです。

 

・エアコンだけでは快適な住環境は作れない?

高断熱高気密はコストがかかるから、エアコンの暖房、冷房で補いたいという声もたまにお聞きします。建物自体の断熱、気密性能が低いと、冬は室内の温度が低く、夏は暑い。これをエアコンのよる空気の対流で補おうとすると、冬は暖かい空気、夏は冷たい空気が必要になりますよね。

でも、暖かい空気は軽くて上に浮き上がりやすく、冷たい空気は重く下にとどまりやすい性質があるため、エアコンだけでは「冬は頭だけが暑く、夏は足元だけが寒い…」という環境になりがちです。これでは快適な家とは言えませんよね。

 

・高断熱高気密は夏暑いはウソ!

昔「高断熱は、冬はいいけど夏暑くなる」なんていう噂が広がったこともありましたが、これは全くの誤解です。断熱材は、夏には「断熱」という言葉の通り外の熱を家に入れないという役割を果たしてくれます。

高気密高断熱の住宅が夏暑いと感じるのは、人や家電から発する熱や窓からの日射熱などが室内にこもってしまうことが原因です。

そこで、庇などで夏の強い日差しを遮る工夫も大切になってきます。夏場は外からの日射熱をできるだけ少なくすることで室内に熱をこもりにくくすれば、少ない冷房で快適な温熱環境を維持できます。

 

メリット②・冷暖房、空調設備の効率が良くなり省エネに

高気密高断熱化によって住宅自体の性能が上がれば、1年を通して室内のあらゆる場所の「温度ムラ」が軽減されます。冬は足元や床が冷たかったり、夏は窓辺が異常に暑くなる家では、冷暖房を効かせるのに大きなエネルギーを必要とします。

断熱性の低い家はエアコンやストーブに電気代がかかり、家計を圧迫することになりかねません。

光熱費は毎年かかりますが、高断熱高気密住宅の新築やリフォームの工事は1回で毎年光熱費を少なくしてくれます。30年住み続けると仮定するとトータルの消費エネルギーは約半分ほどになったという研究結果もあります。

快適なだけでなくランニングコストも抑えられるのが高気密、高断熱のメリットです。

高気密、高断熱住宅に関する情報はこちらのコラムもぜひ参考にしてください。

コラム:高気密・高断熱は令和のスタンダード|メリット・デメリットを千葉の工務店が解説

 

・メリット③・家づくりで未来の地球環境を守る

家はそこに住まう家族や将来の子孫のために、耐久性が高く、高断熱高気密でずっと快適、ランニングコストも少ない家を建てるのが理想的です。そんな家族にやさしい家は地球全体の消費エネルギーを減らし地球環境を守ることにもつながっていきます。

日本では、昨年10月に菅総理によってCO2の排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」を2050年までに達成するという宣言が出されました。目標達成のために住宅の新築分野でも、ZEH住宅を最低基準とするなどの具体的な施策が検討されています。

ZEH住宅などの高性能なエコハウスには高気密、高断熱が欠かせません。私たちのこれからの家づくりは、自分たちの幸せ+地球全体の幸せを考えたものに変わっていくはずです。

 

■高気密・高断熱住宅「LIXILスーパーウォール工法」とは

ファンズライフホームが導入している高気密・高断熱住宅「LIXILスーパーウォール工法」は、高いレベルの断熱等級を誇る工法です。高性能なスーパーウォールパネルと高断熱サッシ・ドア、計画換気システムによって、高気密・高断熱・高耐震構造を実現しています。

スーパーウォール工法のメリット

スーパーウォール工法は全棟気密測定が標準となっており、住宅の構造体と開口部(サッシ・ドア)の工事が完了した段階で、一邸一邸、気密測定を実施しています。高気密住宅の目安となるC値2.0を超えるC値1.0※1を基準としています。

さらに、スーパーウォール工法はZEH基準より上となる「HEAT20 G2グレード」を推奨しています。千葉県で省エネ基準地域区分6の地域の場合、Ua値0.46、Q値1.6※2が基準となっており、省エネルギー基準やZEHよりもさらに断熱、気密性能の高い家になります。

※1 C値は気密性能を表す指標値で、延べ床面積あたりの隙間量(cm2/m2)を表します。数値が小さいほど気密性能が高いということになります。

※2 Ua値(熱損失係数:単位W/m2・K)、Q値(外皮平均熱貫流率:単位W/m2・K)は建物の断熱性能を表す指標値で、どちらも値が小さい方が断熱性能が良い家になります。

HEAT20 G2基準は、2050年カーボンニュートラル達成に必須と専門家会議でも言われており、来年以降断熱等級や省エネ基準が変わる可能性もあります。今から新築するならできる限りHEAT20 G2の断熱性能で建てることをおすすめします。

HEAT20の性能については下記のページも参考にしてください。

一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会

関連コラム:スーパーウォール工法のメリット・デメリット|千葉県のリクシル認定工務店が解説

 

 

■高気密高断熱住宅の失敗しない選び方

本当に快適で省エネ、エコロジーな高気密・高断熱住宅を建てるには、工務店選びが最も重要です。

高断熱住宅が夏暑いなど快適性に対する疑問が広がったのは、断熱気密設計・施工が不十分だったり適切でない住宅や、住宅性能よりも高効率設備に頼って数値上達成してしまっている住宅などが原因になっています。

高断熱高気密と名前がついていても、断熱気密、高効率設備、太陽光発電、パッシブデザイン(自然を利用した設計)のバランスがとれていなければ、結局は体感やコストの面で不快な家になってしまいます。

<高気密、高断熱住宅を依頼する工務店選びのポイント>

 ・高気密、高断熱住宅の実績が豊富で目指す性能値や室温、光熱費を明確に設定している

 ・室温や光熱費をシミュレーションした上で設計、建てた後も評価、改善を実施している

 ・モデルハウスや施工実績の家の性能値(Ua値やC値)、室温、光熱費などのデータを公開してくれる

 ・地域の気候風土を熟知し、土地に合わせて気密断熱基準を達成できるノウハウがあるか

本物の高気密、高断熱住宅を建てたい方は、上記のポイントを参考に工務店を選びましょう。

 

■「高気密高断熱住宅に住んでみて」インタビュー紹介

・スーパーウォール工法で建てたアイランドキッチンが主役の笑顔が集まる家

高気密・高断熱のLIXILスーパーウォール工法を採用しました。動きやすい家事動線はもちろんのこと、回遊式型のオープンキッチンでダイニングにいるご家族と自然とコミュニケーションがとりやすい間取りにしています。

スーパーウォール工法で建てた家の外観スーパーウォール工法で高気密高断熱仕様のキッチン

<お客様の声>

高気密・高断熱の家に実際に暮らしてみて驚いたのは、部屋ごとの温度差・上下の温度差が少ないこと。外気温に左右される事なく、一念を通じて快適に過ごしています。

施工事例:ぐるりと回遊できるキッチンに家族の笑顔が自然に集まる

 

・ZEH仕様で1年中快適に過ごせる家

壁・窓で断熱性を高めたZEH仕様の家の事例です。冬は室内の暖かい空気を逃がさず、夏は快適な室温を保つ高断熱の家で、1年を通して快適に過ごすことができます。

ZEH仕様の家の外観

高気密高断熱、省エネ仕様の家のLDK

縁なし畳の和室

施工事例:ZEH仕様で省エネ、創エネルギーの高断熱な家

 

成田市で新築されたお客様に、動画で住み心地をインタビューさせていただきました。こちらもぜひご覧下さい。

 

■まとめ|快適で家計にやさしい高気密高断熱住宅は千葉の気候風土に適した施工力のある工務店を選ぼう

今回は、高気密、高断熱住宅のメリットと、本当に快適で省エネな家を建てるためのポイントを解説しました。

高気密高断熱住宅は「快適性・省エネ・エコ」の3つの視点から設計、施工を行い、全てを叶えることがこれからの新築住宅の基準となっていく流れになってきています。

正しい高気密高断熱住宅と言える住宅は、高気密高断熱、エコハウスの施工実績や正しい知識の発信を積極的に行っている地元の工務店に依頼するのが最もおすすめです。

ファンズライフホームは建築物省エネ法の改正に伴い、設計した住宅の省エネ計算を実施した上で、その性能を正確にお客さまへ建築士から説明させていただいています。高気密高断熱住宅、スーパーウォール工法で建てる家がどんな性能になるのか、建てる前にしっかりと検討していただくことができます。

https://funs-life-home.jp/energy-saving/

ファンズライフホームは創業以来120年以上の歴史を持ち、在来工法・スーパーウォール工法両方の良さを知っています。お客様のライフスタイルに合わせたプランで、新築直後だけでなく末永く快適に暮らせる住まいづくりをサポートします。

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