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平屋のウッドデッキのメリット・デメリットと費用相場|洗濯物干しやテラスリビングなどおしゃれな間取り実例

平屋のウッドデッキで天体観測

平屋の間取りで人気の「ウッドデッキ」。リビングの掃き出し窓とつなげれば、LDKから出入りしやすいテラスリビングになり、室内と外が一体化したような開放感のある空間を楽しめます。

また、洗濯物干しをはじめとした家事ラクにつながるのも人気の理由です。

今回は、平屋のウッドデッキのメリット・デメリットとその対策について詳しく解説します。ウッドデッキを設置する際の工事費用相場についてもまとめていますので、平屋の新築を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。

 


目次
■平屋+ウッドデッキのメリット
 ・室内と外をつなぐテラスリビングに
 ・バーベキューや家キャンプなどアウトドアな時間を楽しめる
 ・洗濯物を干すのに便利
 ・屋上テラス・ルーフバルコニーも可能
 ・間取り次第で光が入る部屋を増やせる
■ウッドデッキのデメリットと対策
■平屋のウッドデッキで洗濯効率をアップする間取り方法
 ・サンルームにする
 ・テラス屋根を設置する
 ・布団干しに便利な手すりを設置する
 ・洗面脱衣所からの動線を意識する
■ウッドデッキの設置費用相場
■まとめ|平屋のウッドデッキは暮らしの豊かさを高める!デザイン・機能と予算のバランスを考えよう


 

 

■平屋+ウッドデッキのメリット

・室内と外をつなぐテラスリビングに

ウッドデッキを設置することで、アウトドアなリビングとしてくつろぐスペースをつくれます。屋外用のテーブルやソファーはもちろん、ターフやパラソルにもこだわれば、風が通る気持ちの良い空間でティータイムや団らんを楽しむラグジュアリーな空間になりますね。

 

・バーベキューや家キャンプなどアウトドアな時間を楽しめる

ウッドデッキのハンモックでくつろぐ家族

ウッドデッキは、バーベキューをしたり、星や花火を見たり…家族でアウトドアな趣味を楽しむ場所としても最適です。日頃のお子さまとの遊び場として活用している人も多く、なかなか外で遊べない今だからこそ重宝するスペースとも言えそうです。

 

・洗濯物を干すのに便利

平屋のウッドデッキは、洗濯物の外干しスペースとしても最適です。室内とひと続きなのでいちいち庭を移動する必要がなく、効率よく洗濯をこなせます。

 

・屋上テラス・ルーフバルコニーも可能

平屋のウッドデッキの設置場所は、1階だけではありません。陸屋根を利用した屋上テラスやルーフバルコニーは、コンクリート仕上げだけでなくウッドデッキの床も可能です。ウッドデッキの床はコンクリートよりも温かみがあり、木の持つ柔らかい足触りも魅力です。

 

・間取り次第で光が入る部屋を増やせる

平屋のウッドデッキは、設置場所次第で室内により多く光が取り込めるメリットもあります。コの字型の凹部分にデッキをつくると、最大でデッキに面した3面に窓を設置できます。LDKなど大きな部屋とつなげることで、空間全体に光を届けられて快適な空間になります。

 

 

■ウッドデッキのデメリットと対策

ウッドデッキのある平屋の外観

ウッドデッキはおしゃれで生活の質を高めてくれますが、採用するときに気をつけたい点もいくつかあります。

 

・メンテナンスが必要?天然木と人工木の違い

ウッドデッキの素材は天然木と人工木材の2種類があります。それぞれの素材の特徴を知って、正しくメンテナンスする必要があります。

天然木のデッキ材は人工木では味わえない本物の木の風合いが最大の魅力です。塗料を塗ることで好みの色合いに仕上げることもでき、経年とともに味わいが増して行くのも天然木の良さです。

ただし、天然の木なので防虫処理や防腐処理を定期的に行う必要があります。美しい状態を保つためには色あせを防ぐための塗装も欠かせません。

人工木のデッキ材は、木粉に樹脂を混ぜたものや、樹脂のみを素材としてデッキ材に成形加工したもので、天然木の大敵であるシロアリが発生せず腐食しにくいことがメリットです。定期的な再塗装が不要で、割れやささくれ、変色も起こりにくいため、メンテナンスは日常の掃き掃除や拭き掃除のみでほぼOKです。

デメリットは、プラスチックが含まれているので真夏の炎天下や長時間太陽光に当たると表面温度が高くなり裸足では使用できないことです。

 

・周囲の視線に配慮する

1階にウッドデッキやテラスを設置する場合は、道路や隣家から丸見えになると視線が気になって使いづらくなってしまう場合も。間取りの際は周囲からの見え方に注意しましょう。

間取りで対応しづらい場合は、目隠しのフェンスやルーバー、高めの手すりを設置したり、デッキ周辺に外周壁をつくったりする方法で対応することもできます。

 

 

■平屋のウッドデッキで洗濯効率をアップする間取り方法

次に、ウッドデッキを物干し場として使う場合により洗濯効率がアップする間取りを紹介します。

・サンルームにする

周囲をガラスで囲んだサンルーム

サンルームは、ウッドデッキやテラスをガラスの天井や窓で覆った部屋を指します。窓を開ければ通常の外干し、雨の日や曖昧な天気の日は窓を閉めて干す、という使い分けができます。

多少の曇りでもガラスから日光を取り込めるので採光性は通常のデッキとほとんど変わりません。また、ウッドデッキの全面ではなく、一部分をサンルームにするアイデアもあります。

 

・テラス屋根を設置する

サンルームと似た方法に「テラス屋根」があります。サンルームとの違いは壁がなく天井のみをポリカーボネート屋根で覆う点です。柱など枠組みが天然木や人工木でできたテラス屋根は「パーゴラ」と呼ばれることもあります。

テラス屋根は強い直射日光を適度に遮れるほか、雨よけ、風よけとしても機能します。

 

・布団干しに便利な手すりを設置する

フェンスのあるウッドデッキ

ウッドデッキにあると思った以上に便利という声が多いのが手すりやフェンス。布団など大きなものを干す時に使えるほか、手すりを利用してハンギングバスケットやプランターを吊り下げるガーデニングも楽しめます。ウッドデッキはグリーンと相性抜群で、よりデッキまわりをおしゃれにしてくれますよ。

 

・洗面脱衣所からの動線を意識する

平屋のウッドデッキはリビングに隣り合う間取りが多くなります。デッキを洗濯物干しに使う場合は、多くの場合が洗面脱衣所からリビングを通ってデッキに行く動線になります。この動線上に遮るものがないような間取りにすると使いやすくなります。

また、リビングの窓~脱衣所や勝手口を行き来できるようにデッキを長くしたり、洗面脱衣所と直結させた外からは見えない家事専用デッキ(サービスデッキ)にしたりするのも1つのアイデアです。

暮らしの中でウッドデッキをどう使いたいのかによって選びましょう。

 

■ウッドデッキの設置費用相場

ウッドデッキの一般的なサイズは、3畳(出幅約1.8m×間口2.7m)、4畳半(間口約2.7m×出幅2.7m)、4畳(間口約3.6m×出幅1.8m)の3種類です。

一般的なウッドデッキの場合、工事費用の相場は30~50万円です。デッキ材の種類や手すり、屋根の設置、地面に降りる階段などオプションによっては工事費用が100万円以上になるケースもあります。

それぞれのサイズや素材、オプションによっても費用は変わりますので、あくまで目安として参考にしてください。

 

■まとめ|平屋のウッドデッキは暮らしの豊かさを高める!デザイン・機能と予算のバランスを考えよう

今回は平屋にウッドデッキを設置するメリットや、使い方に応じたおすすめの間取り・仕様を紹介しました。アウトドアリビングや洗濯物干しなど様々な使い方ができる平屋のウッドデッキは、暮らしを豊かにしてくれるはずです。求めるデザインや素材、機能と予算に応じて、あなただけの最適なウッドデッキを実現してくださいね。

 

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