地鎮祭って何をするもの?流れや意味をご紹介!
こんにちは。fun’s life homeの広報/WEB担当です。
本日は、家を建てる時によく聞くキーワード「地鎮祭」について詳しくご紹介します。
地鎮祭は、家づくりをしないと経験しないので良く判らない…という方も多くいらっしゃると思います。
その名の通り「地」を「鎮(しず)める」と書く地鎮祭は、ひと言で言うとその地を守る神様に家を建てる事をお許しください、とお願いすると共に工事の安全を祈願するものです。
神職が宅地に祭壇を設置して、氏神様などその地を守っている神様へ捧げるために神饌(しんせん)と呼ばれるお供えものを用意します。
神饌(しんせん)は難しい字ですが、地鎮祭などの際に神様へ献上するお食事のこと。饌はお供えした食べ物を指す言葉です。
式が始まると、最初に降神の儀(こうしんのぎ)があって神職によって「オオオオオオ~ォ」という長く伸ばした声が発せられます。
これは警蹕(けいひつ)。
この声によってその地の神様に降りて来ていただくためのもので、通常、参加者の皆様は敬礼の形で神様を一緒にお迎えします。
その後神職によって式次第が進んでいき、画像は四方祓(しほうはらい)の様子です。
宅地内の四隅の敷地に、半紙と麻を切って作った切麻(きりぬさ)と呼ばれる四角い紙片を撒いて祓い清めていきます。
続いて鍬入れの儀(くわいれのぎ)に入っていきます。
施主様と施工者が鎌(かま)・鍬(くわ)・鋤(すき)などを手にし、小高く盛られた土に対して3回「エイ、エイ、エイ」という声とともに道具を土に差し入れる所作をします。
この時発する「エイ」は「栄(えい)」を指すもの。
この地で工事を無事に終えて、末永く家が繁栄していきますように、という意味がこめられています。
「エイ、エイ、エイ」の声と共に神様に工事の開始を奉納・ご報告する儀式です。
刈初の儀(かりぞめのぎ)は最初は施主様が鍬(くわ)で行い、続いて施工者(この場合は当社となります)が、鋤(すき)を持って3回「エイ、エイ、エイ」と同様に行います。
道具を差し入れるために小高く盛られた盛土は、「立砂」とも呼ばれるものです。きれいな円錐状に盛られてこれから工事を始める地に見立てられます。
神事では、塩なども円錐状に小高く盛られますね!
最後の画像は、祭壇に向けて玉串を捧げる儀式、玉串奉奠(たまぐしほうてん)の様子です。
施主様が一番最初に、続いて施工者が祭壇へ向かって榊(さかき)の枝をお供えします。
榊の枝を右回りに1周させて、根元が祭壇に向くようにして置きます。
榊(さかき)の木は四季を通じて葉が枯れないため、古く日本書記にも神事に使用したいとう記載があるそうです。
家の末永い繁栄と工事の安全を願う地鎮祭。
1つ1つの儀式の意味が判ると興味深いですね!
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