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平屋は2階建て住宅よりも高額?その理由について解説!

平屋は、2階建て住宅よりも2割くらい高額になると言われています。
それは2階建て住宅と同じ広さを得るために、基礎と屋根は2倍の面積が必要となることや、土地面積が広くなる分、税金が高くなることが挙げられます。
この記事では以上の理由のほかにも平屋が高額になるポイントについて解説します。

■住宅会社の提案より高くなる平屋の注文住宅

・資材の価格が高い

住宅会社が提案している坪単価は、2階建てを基本とした坪単価のため、実際よりも少額で提案されることが多いようです。
平屋の人気が高くなったとは言え、まだまだ2階建てや3階建てが主流なので、資材に関しても、平屋の場合は取り寄せなどが多くなり、その分、価格が上がります。
また、平屋の屋根は、夏の暑さをさえぎるために、2階建てより断熱性をよくする必要があり、グレードの高い材質が必要なため、費用もアップしてしまいます。

・固定資産税が高い

2階建てや3階建てに比べて土地面積が広くなるため、資産価値があると判断されます。
また、平屋は屋根や壁などに高額の資材を用いることが多いので、資産価値が高いと
みなされます。

・オプションをつけることが多い

平屋はその特性から、どうしてもオプションをつけることが多くなってしまいます。
太陽光発電設備、勾配天井、小屋裏物置、テラス(ウッドデッキ)などを検討する人が多いようです。
便利だからと不要なオプションをつけ、当初の予算をオーバーしてしまわないように注意しましょう。

■平屋の注文住宅が完成するまでにかかる費用

平屋が完成するまでには、次のような工事費用や設備費用がかかります。
仮設工事費、給排水工事費、電気工事費、造成費、地盤調査費、地盤改良工事費、外構工事費、安全対策費、養生費、リサイクル処分費のほか、足場、ゲート、仮設フェンス、鉄板養生費などが必要です。
また、風呂、洗面所、トイレ、キッチンなどに、本体以外の設備にオプション工事をつける場合は、別途費用がかかります。
照明器具、カーテン、網戸、雨どい、シャッターなどの設備費用も必要です。
その他にも、事務的な費用では、建築確認申請料、設計現場監理料、印紙代、登記料なども必要なので、あらかじめ調べておきましょう。

■まとめ

平屋は、2階建てや3階建に比べて高額で、固定資産税も高いと言われますが、設計やオプションを抑えることで、全体価格を抑えることも可能です。
ぜひ、快適な住まいを手に入れた後の暮らしも考えて資金計画をしていきましょう。

ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール

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