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古民家再生の思い出!

こんにちは。新築アドバイザーの杉本です。今日は休みで、気持ちの良い快晴なので、机を出して庭でブログを書いています。
今日は月食とのことなので、家族が夕方揃ったら、みんなで月を見ようと楽しみにしています。

先日、リフォーム部のメンバーと監督で、古民家再生の現場調査にお伺いしました。新築部門になって、古民家再生のリノベーション工事の立ち合いは久々でしたので、お客様と一緒に、ドキドキワクワクの気持ちでした。

その中で、10年ぐらい前に古民家再生の工事をさせて頂いたお客様の間取りに少し似ていたこともあり、その話もさせて頂きました。

今回は新築ではないですが、当時を思い出して、その時のお話をさせて頂きます。(以前のブログでもさせて頂いたかもしれませんが…。)

 
工事前の外観です。縁側など趣があって私は好きな建物でした。築150年です。

キッチンなどは、土間で低くなっており、段差が大きいです。昔は多い間取りですね!



傷んでいるところも多かったですが、しっかりとした構造材も使われており、リノベーションすることができました。

土地の高低差と基礎の弱さを考慮して、建物を動かし、基礎を作りました。


家曳き移動前                移動後


屋根も吹き替えました。砂がとても多く、風の強い時期ではありましたが、ご近所の皆様のご協力もあり、下地から直すことができました。


昔の構造材、建具は黒く、新しい木部の色の違いも味わいがあってよい感じ。

続きまして工事後です。









桜や杉の赤身の木などこだわりをもって仕上げを行いました。
大工、左官職人含め様々な工事をして頂いた職人さんの腕が工事中にたくさん見れて私もとても勉強になりました。

新築もリノベーションもそれぞれの年代で断熱、耐震の基準も違うと思いますが、住んで快適だと思っていただけるようこれからもしっかりご提案していきたいと思います。

10年前ですが、造作の門も工事させて頂き、とても印象に残って忘れられない工事でした!



以上 杉本でした!!