【徹底解説】人気の平屋のメリットとデメリット
マイホームを建てる際、平屋、2階建て、3階建てなどの選択肢がありますが、天井の高いおしゃれな平屋に住みたいと平屋を選ぶ人も増えています。
しかし、実際に平屋に住んでみて、2階建てのほうが良かったかも・・・と感じてしまうこともあるのです。平屋を選んで後悔することがないように、平屋のメリットとデメリットを知っておきましょう。
この記事は、次のような人におすすめです!
・平屋の購入を検討している
・家族で暮らすには2階建てと平屋どっちがいいの?
・老後を見据えて家を買いたい
平屋のメリットは?
平屋のメリットは、生活のしやすさや家事のしやすさ、家族での会話が増える、老後も安心して生活できるなどがあります。
- 生活のしやすさや家事のしやすさ
2階建てや3階建ての場合、家事や毎日の生活の中で、階段の昇り降りをしなければいけなくなります。例えば、2階のベランダで洗濯物を干す場合、洗濯機から取り出した洗濯物を2階に運ばなければいけなくなります。寝室が2階なら、お風呂に入る時は1階に降りなければいけません。トイレが1階にしかない場合は、夜目が覚めてトイレに行きたいと思ったら、1階まで行かなければいけなくなります。しかし、平屋なら階段の昇り降りは必要無いため、スムーズに生活できると言えるでしょう。
- 家族での会話が増える
2階建てや3階建ての場合、部屋にこもってしまえば、家族と話す機会が減ってしまいがちです。しかし平屋の場合は、ワンフロアなので家族と顔を合わせる機会も多く、コミュニケーションは取りやすいです。家族での会話も増やしやすくなるでしょう。
- 老後も安心して暮らせる
階段の昇り降りは、高齢になるとつらいものです。平屋にすれば、そのようなことがありません。また、階段で足を滑らせてケガをしてしまうというようなリスクも減ります。平屋のほうが老後安心して暮らせると言えるでしょう。
平屋のデメリットは?
平屋のデメリットは、広い敷地が必要になってしまうことや、防犯面の配慮が必要になるなどがあります。
- 広い敷地が必要になってしまう
2階建てや3階建ての住まいを建てる場合は、敷地が狭くても建てることができますが、平屋の場合はそうはいきません。敷地が狭いと、理想の間取りで平屋を建てることはできなくなってしまいます。広い敷地が必要ということは、土地代も高くなってしまうのです。
- 防犯面の配慮が必要になる
平屋の場合、ワンフロアなので1階にある窓の数が増えてしまいます。窓の数が多く、しかも低い位置にありますので、空き巣が侵入しやすくなってしまうのです。窓は侵入経路として選ばれやすい場所なので、防犯対策をしっかり行わなければいけません。防犯カメラの設置や、二重ガラス、二重施錠など検討しましょう。
まとめ
平屋のメリットとデメリットをお伝えしました。平屋の住まいは魅力が沢山ありますが、メリットだけでなく、デメリットも把握したうえで、本当に平屋にすることが、家族とってベストなのかどうかよく検討して決めるようにしてください。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター