平屋の暮らしを楽しむ・小さな住まいで大きなゆとり

近年、独身率の増加やライフスタイルの多様化で、独身で家を買う人が増えているようです。 一昔前なら結婚や出産をきっかけに住宅購入を考えたものですが、近年では、独身者の住宅購入率が増え、30～59歳の独身者のうち約4割が、住宅を購入済み、または購入を検討中であることが分かっています。中でもワンフロアの平屋の暮らしに人気があります。

独身者でも住宅ローンは組めるの？

一定の基準の達する年収と月々の安定収入があり、クレジットカードなどの信用情報に問題がなければ、誰でもローンを組むことができます。

近年、住宅ローンが低金利な上住宅ローン控除もあり、将来的に結婚を考えていないシングルも男女を問わず、住宅ローンを利用して住宅を購入する人が増えています。

理由は、実家で暮らす人は、「自立した生活を送りたい」「自分だけの資産を築きたい」などです。

家づくりの流れを知っておく

独身者でも持ち家購入は可能ですが、事前に家づくりの流れを知っておくことが大事です。

・どんな家をどこに建てたいのか？予算はいくらか?を明確にする。

・大手メーカーで建てたいのか、ローコスト住宅を希望するのかを決める。 ・住宅会社数社に資料を請求し、比較して納得のいく業者にプランの作成を依頼する。

一人世帯が暮らしを楽しむ小さな平屋

一人世帯が望んでいるのは、1千万円以内で20坪のプランです。

間取りは、LDK＋寝室といった希望が一番多いようです。

マンションなどの集合住宅でなく、一戸建ての平屋を購入したい理由は、「趣味を存分に取り入れて、自由に生きていきたいから」と言った意見が多くみられます。

希望の小さな平屋とは？のアンケートには、リビング、キッチン、トイレや浴室、洗面所などの水回り、寝室があれば十分と解答しています。

今後も、1千万円以内で20坪のプランを望むシングル世帯は増え続ける傾向にあります。

一方、シングルマザーやシングルファーザーも、子どものために、小さな平屋を購入して、 ベランダや庭でプールやキャンプ、DIYなどを親子で楽しみたいと思っているようです。

小さな平屋の家づくりの注意点

・勝手口は作らない

勝手口のカギのかけ忘れは意外と多いものです。小さな平屋なら無くても問題がなさそう

です。

・テレビ付きインターホンをつける

ひとり世帯や、ひとり親世帯は、テレビ付きインターホンをつけて置く方が、安心です。

また、24時間対応のセキュリティーシステムの導入も強い味方になります。 もし不在中に不審者が侵入した場合も警備会社に連絡が行き、駆けつけてくれます。

まとめ

独身者と言えばマンション購入が圧倒的に多かったものの、近年は間取りの自由度が高い一戸建てを購入する人が増えているようです。 シングルマザーやシングルファーザーも増える中、安心して暮らせるコンパクトな平屋の需要が、今後も増え続けるでしょう。