新築 一戸建ての定義と建売住宅について

新築一戸建てとは、過去に誰も入居したことがなく、建築後１年未満の物件のことです。

一戸建てとは、一つの建物に一世帯のみが住んでいる住居のことをいいますが、「二世帯住宅」の場合も、一戸建てと呼ぶことがあります。

いずれにしても、家族が一緒に住む住宅のことを「一戸建て」と呼びます。

この記事では新築一戸建ての建売住宅を購入する際に知っておきたいことを中心にお伝えします。

一戸建ての種類について

一戸建ての種類については、注文住宅と建売住宅があります。

注文住宅とは、その名の通り注文してから新築する一戸建て住宅のことです。

土地を持っていない場合には、土地探しからのスタートになりますが、間取りや構造を自由に選べるほか、建築現場を確認しながら家づくりができます。

建売住宅とは、決まった土地に、間取りや仕様がほぼ決められた状態の建物が販売されている住宅のことです。

新築一戸建ての建売住宅を購入する際に知っておきたいこと

建売住宅を購入する際は、売買金額に含まれるものを、契約前にきちんと確認しておきましょう。

買主が含まれると考えていたものがオプションになることが多く、最終的には建売住宅とはいえ、注文住宅の方が安く手に入れられることもあります。

例えば、外構工事、網戸やカーテンレール、エアコンスリーブの設置等は、オプション扱いされることが多いようです。

契約してから外構工事などが行われる場合は、必要なければ早めに伝えましょう。

こまごまとしたオプション工事も意外と高くつくので、見積りを取って検討するようにしましょう。

点検口の確認は必須

点検口とは、床下や屋根裏を点検するために設けられるべきものですが、この点検口が無い建売住宅もあるのです。

安心と安全のためにも、点検口の確認は必ず行っておきましょう。

契約前に住宅診断を

建売住宅の中には、未完成の状態で販売している物件もかなりあります。

購入希望の物件が、まだ工事中の場合は、工事途中の間に専門家に住宅診断（ホームインスペクション）をしてもらうことをおすすめします。

物件が完成済みの場合も、同様に住宅診断をしてもらうことも可能です。

購入する前に専門家にチエックしてもらうことで、安心して住むことができます。

まとめ

建売住宅は、あちらこちらの物件を見て、比較検討できる良さもありますが、すでに出来上がった状態だと、手抜きの可能性がないとも言えません。

地震対策や防水対策、断熱材の投入、点検口の確保など、具体的に質問をして回答を得ておきましょう。

最終的に決める場合は、プロに住宅診断をしてもらうと安心です。

住宅の購入は、人生最大の高額な買い物なので、後悔しないようにしましょう。