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生活排水の流し先考慮の重要性

土地を求めようとした時に、一番最初に確認すべき事項があります。

それは、生活用の雑排水の流末です(お風呂やトイレ、キッチンなどから流れ出る汚水の流し先です)土地の調査をするときにこれが一番重要と言っても差し支えないほどです。

では、この流末はどの様な種類が有るのかというと、大きく分けて下の3種類が有ります。

●生放流型(特に処理を宅内でする事なく直接下水道に流せるタイプです)敷地内に汚水桝が有る場合が多いです。

宅内設置済み汚水桝右の写真は宅内に設置された汚水桝の例

                    (草むらの中にコンクリートの桝が有ります)

 

 

 

 

 

●個別浄化槽を使う(宅地内に浄化槽をセットして道路脇のU事溝に濾過済み水を流す時)

●    〃   (      〃      宅地内で浸透させたり蒸発散装置を使って乾燥させる方法)等が有ります。

ここで、メンテナンスの度合いが一番多いのはどれかと言いますと、最後に書かせて頂いた、浸透型や蒸発散の場合が、あとあと汚泥の処理などでお金が掛かりそうです。

それ以外では、浄化槽は数ヶ月に一度、正常に機能が保たれている事を確認する為、環境衛生センターなど法律で公認された業者さんとのメンテナンス契約が必要です。

生放流の場合は、上水道のメータからどの程度使ったかを判断し下水道の料金を算出する様です。

いずれにしても、お水を使う上では汚水の処理は絶対必要ですから避けて通れません、土地を購入する際は販売価格だけでは無く、他に費用が発生しないかの確認をした上で購入する様にしたいですね。