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自然災害に備える重要性(液状化)

液状化に付いて考える

住宅用地を考え、探す際の注意点はいくつもの切り口が有るのは、皆さんもご周知のとおりと思います。

今から10年前の東日本大震災の時の災害は想像を絶する事象でした。

津波による人的、物的被害は言葉では言い表せません。

然し、津波の被害はま逃れた物の、液状化による起因で建物の傾きやその他の被害は、修正するための費用負担が、住宅ローンとは別にのしかかる2次被害に遭う事があからさまになって来ました。

細かく分けると以下の様に成ります。

 

1.住宅の傾き

左右の家がお辞儀をしているように見える傾き

 

2.雨水排水管への砂の逆流での詰まり

雨水配水管への土砂逆流による被害状況

 

3.浄化槽への土砂流入による不具合

浄化槽が浮き上がり、逆流した土砂がばっ気槽の機能を破壊

4.エアコンなどの被害

エアコンの室外機へ土砂の侵入と電気機器のショート

5.エコキュートや置き型スタイルのボイラーへの被害

エアコン室外機と同様、内部に砂が入る事が有る

6.カーポートや物置への被害

建物本体と同様に地面にめり込んでいる

7.ブロックやフェンスの傾き等々

震災前の本来の位置から沈み込んだブロック

 

 

これらは、液状化さえなければ防ぐことが出来た被害だと私は考えます。

実際、高台で地盤のしっかりした場所にお住まいの方の場合、このような被害を想定しなくても液状化に於いては、考える必要が有りませんでした。

以上の写真は、某所に於いて震災の3日後に取られた写真です。

ここまでの被害は想定しなくても、いつかは起こる事が予想される巨大地震、見据えておく必要が有りますね。