注文住宅で後悔しやすいポイントを解説!回避方法も伝授
注文住宅を購入し、その時は満足していたはずがいざ住んでみると後悔…という人は実はそう少なくはありません。そもそも、注文住宅は自分たちで間取りを決められるはずなのに、どうして後悔してしまったのでしょうか。 今回は、注文住宅で後悔しやすいポイントを解説していきます。
目次
注文住宅では住んでからしばらくして後悔する場合が多い
実際に注文住宅で後悔をするのは、荷ほどきを終わらせてしっかり家具家電配置してからになります。 具体的にはどんな例があるのでしょうか。
リビングダイニングが暗く狭い
まずは、家族団らんの場所として守りたいリビングダイニングです。間取りの時にはしっかりと構想を練っていたはずなのに、いざテーブルやソファなどを配置すると狭く感じてしまうことがほとんどです。
さらに、リビングを南向きにして明るくするプランをよく見かけますが、目の前にマンションやスーパーなど大きな建物がないか確認を怠ると、昼間でも薄暗い家になりかねません。
まず、狭さに関しては吊戸棚を設置したり、ウォークインクローゼットを有効に使う、床下収納を作るのもいいでしょう。 暗さに関しては、どうしようもないのであれば、天窓を付けたり間接照明や壁の明るさを利用してみましょう。
洗面所やトイレが使いにくい
続いて洗面所やトイレの後悔です。思ったより脱衣所が狭いと感じたり、廊下にトイレを作ってしまって音が聞こえやすかったりするのがよくある後悔です。
特にデリケートな音は気になる人が多いので、脱衣所の奥や廊下の突き当りにトイレを作ると解決しやすいです。 洗面所の狭さは、一人で使う分には広くても、家族が密集すると狭く感じるのがストレスの原因になりがちです。脱衣所と洗面台を分けるというプランも考えた方がいいでしょう。
コンセントの配置を間違えた
さらによくあるのが、コンセントの配置ミスです。
あとから「ここにコンセントが欲しかったのに!」という場所にコンセントがないのはよくある話です。
これを解決するためには、間取りを決める際に明確に何をする部屋なのかを考えて、具体的に生活を想像することです。
だからと言ってあまりにもコンセントを増やしてしまうと、今度は家具を置きにくくなるので気を付けましょう。 特にキッチンの作業台の近くのコンセントは、ハンドミキサーやジューサーなどを使う際に非常に便利なので是非つけておいて損はありません。
玄関が狭い
子供が成長するにつれて、靴が大きくなったり三輪車や一輪車などの荷物が増えがちな玄関。 部屋を優先しすぎて玄関を狭くしてしまうと、匂いは籠るし狭いし圧迫感を感じてしまいます。玄関もゆとりあるスペースを確保しましょう
注文住宅は住んでしばらくしてから「本当の住みやすさ」がわかる
今回ご紹介した後悔してしまった内容は本当によくある話です。注文住宅はせっかく一から夢をかなえるチャンスなので、住みにくくならないように是非参考にしてみて下さい。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
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