これからの不動産価格はどうなる?
新築一戸建ての購入を考えた場合、今後の不動産価格がどうなるかが気になります。
2022年から2023年にかけての不動産価格は、2022年4月現在と大きく変わらないと予測されています。
新型コロナウイルスの影響を受け、2020年4月頃には、不動産の取引件数が減少し、一時的に不動産の価格も低下したものの、その後は回復し、2021年後半から2022年にかけては、新築一戸建ての購入価格は,横這いもしくは緩やかな上昇傾向にあります。
近年の新築一戸建てのニーズとは
2922年の新築一戸建てのニーズは、従来どおり、陽当たりや通風がよく、省エネ性(冷暖房効率)や遮音性に優れた住宅が求められています。
しかし、新型コロナウイルス流行以降は、テレワークやテレビ会議の機会が多くなったこともあり、通信環境の良さや、家族それぞれが一人で仕事や趣味に集中できるスペースなどが重要視されています。
その他にも、ウイルス除菌システムの導入や玄関の手洗い場の設置、上着などをかけておくスペースの増設などの希望が多いようです。
不動産の価値が下がることはないか?
新型コロナウイルス流行以降の新築一戸建ては、買主のニーズに合った注文住宅や建売住宅に対応した物件が多くなってきています。
人々の住まいに対する関心が高まったことで、今後も不動産価格が下がるといったことはないようです。
そのため、今が買い時ともいえます。
新築一戸建てを購入する際に抑えておきたいこと
近年の新築一戸建ての場合、注文住宅なら希望を叶えることができますが、建売住宅を購入する場合はなかなか思うようにもいきません。
しかし、住宅内の設備や間取りは、リフォームなどで変えることもできます。
ところが、陽当たりや通風などの自然的環境は後から変えることはできないので、まずは自然環境から選ぶようにしましょう。
また、すでに立っている建売住宅を購入する場合は、遮音性、省エネ性について後から変えることが難しいので、こだわりのある場合は、購入する前に建売住宅を比較検討することが大事です。
住まいを選ぶときには、後から変えることが難しいものを重視するのが基本です。
新築一戸建てを購入する際に多くの人が求めているもの
通信環境、陽当たり、通風、換気性能、遮音性、省エネ性、 収納スペース、広いリビング、家族それぞれが一人で仕事や趣味に集中できるスペース、キッチンや浴室、洗面所、トイレなど機能などです。
まとめ
今後の不動産価格は、当分の間大きく変わらないと予測されています。
新築一戸建ての購入価格は、郊外などで緩やかな上昇傾向にあるので、住宅の購入を検討中の人には買い時ともいえます。
住宅の機能に求めるものは、新型コロナの影響もあり、ずいぶん変わってきました。
それぞれのライフスタイルに合わせた購入計画を立てましょう。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター