ロフトのある平屋を建てるには?
ロフトのある平屋を建てたいと思った場合、
どのようなメリット・デメリットがあるのか気になりますね。
この記事では、平屋にロフトをつけるメリットとデメリットをまとめておきます。
この記事は、次のような人におすすめです!
・ロフトのある平屋を建てたい
・ロフトのメリットが知りたい
・ロフトのデメリットが知りたい
目次
ロフトには条件がある
平屋にロフトをつけたいと思った場合、
ロフトの条件について知っておかなければいけません。
ロフトは、屋根裏物置に分類されるので、
面積や高さなどに制限が設けられています。
平屋と2階建てでは、ロフトの条件は少し変わります。
平屋の場合、面積は延床の1/2未満、天井高は最も高い部分が1.4m以下です。
平屋にロフトがあるメリット
平屋にロフトがあると下記のようなメリットがあります。
利用できる空間が広くなる
平屋にロフトをつけることで、収納スペースとして使えるだけでなく、
ちょっとした作業場やお昼寝スペース、子どもの遊び場などにすることができます。
プライベートな空間としても使える
ロフトがあることで、プライベートな空間として使うこともできます。
例えば、集中して勉強したい場合や、仕事をしたい場合など、ロフトは最適です。
メリット | 特徴 |
---|---|
利用できるスペースが増える | 収納スペース・作業場・子供の遊び場として使うことができる |
集中できるスペースができる | 集中して仕事・勉強等をすることができる |
平屋にロフトがあるデメリット
平屋にロフトがあるとデメリットもあります。
デメリットをまとめておきます。
暑さ対策が必要
平屋にロフトをつける場合、暑さ対策だけはしておかなければいけません。
建物の屋根に近いので熱気がこもってしまいます。
エアコンや扇風機などで暑さ対策ができるようにしておきましょう。
天井は低い
高さ制限があるロフトは、天井が低いです。
そのため、大人の場合、立ち上がると頭をぶつけてしまいます。
中腰の姿勢や座った姿勢でなければ過ごせないので、
どのように使用するのかで使い勝手が悪く感じることもあるでしょう。
階段に注意しなければならない
ロフトに上がる際は、階段をつけることになります。
階段にすれば安定しますが、その分費用がかかりますし、階段がスペースを取ります。
スペースを取らない方法として、ハシゴにする場合もあるでしょう。
ただし、ハシゴの場合、転落しやすくなるため、
対策をしておかなければいけません。
デメリット | 特徴 |
---|---|
暑さ対策が必要 | 屋根に近い為、太陽の熱がこもってしまう |
天井が低い | 完全に立つことが難しく、中腰の姿勢を保つのが大変 |
ロフトへの移動が大変 | 階段にすると安定するが費用が掛かり、はしごだと転倒しやすくなる |
本当にロフトが必要か考える
本当にロフトが必要なのかよく検討してつくる必要があります。
ロフトを作ったのに全然使用していない・・・
というようなことがあるともったいないです。
まずは、ロフトがあることで得られるメリットとデメリットを、ご家庭にあてはめてよく考えてみましょう。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター