ローコストでもおしゃれな平屋は建てられる!
コストをかけずにおしゃれな平屋を手に入れたいと、多くの人が思っています。
しかし、お金さえかければ住みよい家が手に入るわけではありません。予算の範囲内で、シンプルでコンパクトなマイホームを手に入れましょう。
・平屋を検討しているが、予算的に叶わないと思っている方
・戸建てを検討しているが、どの部分にどれだけ予算をかければよいかわからない方
平屋のコストの抑え方とは
平屋を建てる場合には、「自由設計の平屋」と「規格住宅の平屋」があります。
自由設計の平屋は注文住宅のため、自由度が高いのが特徴ですが、価格も高くなります。規格住宅の平屋は、間取りや部屋数、仕様があらかじめ決められています。
自由設計の平屋を選ぶ場合も規格住宅の平屋を選ぶ場合も、シンプルさにこだわることでコストをおさえることができます。
- 平屋は、注文住宅と規格住宅の2つのタイプがある
- 自由度が高い注文住宅は、価格が高くなりがち
- 仕様が決められている規格住宅は、価格が低くなりがち
- 自由設計も規格住宅もシンプルにするとコストはおさえられる
平屋のシンプルの基準とは
それでは、平屋のシンプルさにこだわるとはどういうことでしょうか。
ここでの、シンプルさとは設備などのオプションを最小限にすることです。
次のようなことを参考にして、オプションをつける場合は、本当に必要かどうかを考えてつけるようにしましょう。
・断熱性能や、メンテナンスを考えると、正方形や長方形のシンプルな形状がベストです。
・廊下のスペースをとらないことで、広々としたリビングになります。
・キッチンやお風呂、洗面所やトイレなどの水回りをまとめることで、配管工事費を安く抑えることが可能です。
・壁の仕切りをなるべく減らすことで、費用を抑えることができます。
・屋根の形は、最近では雨が流れやすくコスト面でもお得な、片流れ屋根が主流です。
・外壁には、ガルバリウム鋼板の使用が一般的です。
施工部位 | コストを抑えられるシンプルな形 |
断熱性能 | 正方形や長方形の計上 |
廊下スペース | 極力少なくする |
キッチン・お風呂・洗面所 | できるだけまとめた箇所にする |
壁の仕切り | 極力少なくする |
屋根の形 | 片流れの屋根 |
外壁 | ガルバリウム鋼板 |
ローコスト平屋づくりを得意とする住宅メーカーを探す
坪単価だけではローコスト住宅とは言えませんが、平屋づくりを得意とする次のような住宅メーカーがあります。予算を建てる参考にして、詳しく調べてみましょう。
坪単価については以下のとおりです。
・40~65万円が富士住建
・45~50万円程度ではタマホーム
・50~60万円がアイフルホームとアイダ設計
・60万円がクレバリーホームとユニバーサルホーム
・70万円が日本ホールディングス
・70~80万円がヤマダホームズ
・80万円がトヨタホーム、住友不動産、大和ハウス、積水ハウス、セキスイハイム、
・90万円がパナソニックホーム、住友林業などです。
まとめ
コストをかけずにおしゃれな平屋を手に入れたいなら、どんな家を建てたいか希望を書き出し、建築予算の範囲で色々な会社のプランを比較して納得のいくプランを探しましょう。
家を建てる地域によっても、おすすめの工法やオプションが違ってきます。
建築後には追加しにくいオプションもあるので、依頼する業者がほぼ決まった段階で、「住宅へのこだわりの部分」をはっきり伝えておきましょう。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター