子育て世帯に人気の平屋にデメリットはないのか?
子育て世帯から注目されている平屋は、ワンフロアで生活する住まいで、
階段がなく老後の生活も安心と言われています。
前回の記事では、平屋で子育てしやすい理由を平屋のメリットとしてご紹介しました。
そこで今回は、平屋にデメリットはないのかということをお伝えします。
この記事は、次のような人におすすめです!
・子育てをする時、平屋にデメリットがあるのか知りたい
・平屋を建てる前に注意しておくことを知りたい
・平屋を検討している
目次
平屋もデメリットはある!デメリット6つ
平屋にはデメリットが6つあります。それぞれまとめておきます。
広い敷地が無いと建てることができない
平屋は横に広がりがある住まいです。
2階建ての場合は、土地が狭くても縦に住まいを広げることができますが、
土地が狭いと平屋にした時に横に広げることができません。
建物を建てるにあたり必要とされる建ぺい率を満たす土地でなければ使うことができないため、
平屋を建てたいと思っても、土地の都合で建てることができないという場合もあるのです。
- 平屋を建てる際は、土地面積も重要
- 土地が狭い時は、2階建てにした方が良い
プライバシーの配慮が難しい
平屋は、家族の気配を感じられる住まいで、家族が近くにいるという安心感も得られます。
しかし、その反面プライバシーの配慮が難しいということも挙げられるのです。
お風呂と寝室やトイレの場所はできるだけ離す、
キッチンと寝室はできるだけ離すなどして、音が気にならないようにしておきましょう。
- お風呂、寝室、トイレの場所を近くにしない
- 生活音が気にならないようにする
収納スペースに困ることも
平屋は限られた土地で住まいを完成させるので、
収納できるスペースが限られています。
床下収納や天井収納などあらゆる収納スペースを取り入れることを検討してみましょう。
- 床下収納や天井収納などを効果的に使う
- 収納スペースをできるだけ取り入れると良い
日当たりや風通しがよくない
平屋の場合、周りに建つ住宅や建築物によっては、
風通しが悪くなったり、日当たりが悪いということも起こりやすいです。
特に周囲に高い建物がある場合は注意してください。
台風や大雨の浸水に注意
台風や大雨で雨による浸水が起こりやすいのは1階です。
2階への非難ができないとなると、避難所に逃げなければならないこともあるでしょう。
道路に面する部屋は注意
道路に面している部屋は、騒音が気になる場合があります。
平屋の場合は、すべて地面と接した住まいになるので、外の騒音が伝わりやすいのです。
特に車の音に関しては、室内に聞こえてきてしまう可能性も高いでしょう。
まとめ
平屋にはデメリットもあることをお伝えしました。
- 広い土地が無いと建てることができない
- プライバシーの配慮が大変
- 収納スペースに困る
- 日当たりや風通しがよくない可能性がある
- 台風や大雨の浸水に注意
- 道路の騒音が伝わりやすい
平屋を検討されている場合は、
デメリットも把握したうえで本当に平屋にするのか、
それとも2階建てのほうが良いのか、
よく検討して決めるようにしましょう。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター