平屋にインナーガレージを作りたい!間取りはどうすればいい?
インナーガレージは、車を雨や風などから守ることができますし、
買い物から帰った時も、車から荷物を出すのがスムーズになるので便利です。
しかし、平屋でインナーガレージを設けたいという場合、
どのような間取りにすれば良いのか悩みますね。
この記事では、平屋でインナーガレージを作る際の間取りについてまとめています。
この記事は、次のような人におすすめです!
・インナーガレージを作りたい
・間取りはどうすればよいか知りたい
・おすすめの動線が知りたい
駐車場はどれくらいの広さがいるの?
駐車場にはどれくらいの広さが必要かご存知でしょうか。
車種 | 長さ | 幅員 |
---|---|---|
軽自動車 | 3.6メートル | 2.0メートル |
小型乗用車 | 5.0メートル | 2.3メートル |
普通乗用車 | 6.0メートル | 2.5メートル |
長さ、幅員は上の表にあるのが必要な面積になります。
これらの面積は、最低必要な面積として国土交通省の
「駐車場設計・施工指針」として定められています。
そのため間取りでもこの広さを確保することは絶対条件となります。
平屋+インナーガレージの具体的な間取り例
平屋にインナーガレージを設けたい場合、40坪以上の広さが必要と言えます。
例えばお子様がいるご家族だと最低でも居住スペースとして3LDKは欲しいところでしょう。
3LDKプラスビルドインガレージという広さになり、
インナーガレージに10坪ほど使うと想定すると、40坪は広さが欲しいです。
この広さがあれば3~4人家族が十分生活できます。
インナーガレージに10坪は広いと思われるかもしれませんが、
車を入れる場所は、車の関連備品を置いたり、
車が無い時にお子様が遊ぶスペースとして使うこともあります。
また、バイクや自転車を置く可能性もあるでしょう。
そのように考えると、最低限決められている広さプラスアルファはみておくほうが安心です。
玄関から車までの動線を考えた間取りに
インナーガレージを設ける際は、
より便利に使えるように玄関から車までの動線を考えて配置しましょう。
特に買い物したものをキッチンやリビングに運ぶことは多いと思います。
そのため、スムーズにキッチンやリビングに荷物を持って行けるような動線が理想です。
また、寝室に近いと、車の出し入れの音が響く可能性があるので、
寝室からは遠くしておく方が良いでしょう。
まずはガレージの位置を決めて、他の部屋の間取りを考えましょう。
- キッチンや、リビングへの動線が大事
- 寝室からは遠くするのがおすすめ
まとめ
平屋にインナーガレージを設けたい場合の広さの目安をお伝えしました。
インナーガレージを設ける際は、
排気ガスや車のニオイが室内に入らないように設計を工夫することも忘れないでください。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター