平屋屋根の種類を紹介!!
平屋を建てたいという場合、外観にもこだわりたいものです。
できるだけシンプルにすることで予算を抑えて平屋を建てることができますが、
予算がある場合は、おしゃれな外観にすることができます。
この記事では、平屋の屋根の形についてご紹介します。
この記事は、次のような人におすすめです!
・屋根の種類について知りたい
・平屋を建てたいと思っている
・おしゃれな屋根を知りたい
平屋の屋根はどんなデザインがある?
平屋の屋根にはどのようなデザインがあるのでしょうか。
屋根のデザインの中でも、片流れ屋根や切妻屋根、陸屋根、寄棟屋根は平屋の住まいで人気があります。
片流れ屋根
屋根の一面だけが傾斜しているのが特徴です。
太陽光発電を設置したい場合、片流れ屋根は設置しやすいと言われています。
また、建築コストを抑えることもできる屋根の形状です。
シンプルですが、おしゃれな雰囲気が出る屋根です。
切妻屋根
切妻屋根は、三角形の屋根です。
家の絵を描く場合、この三角形の屋根を書く方は多いでしょう。
屋根と言えばこの形というくらいよく目にします。
切妻屋根は、住まいを守るのに適した形とされていて、紫外線や雨風から外壁を守ってくれます。
シンプルかつスタンダードな屋根の形なので、周りに馴染む住まいを建てたい方におすすめです。
陸屋根
平屋の住まいでは、平らな屋根も人気です。
陸屋根にすることで、建物が箱のような形になります。
屋根が平らなので、屋上を作ることも可能です。
庭の代わりに屋上にして平屋生活をより楽しむこともできるでしょう。
ただし、屋根が平らなので雨水がたまりやすくなります。
建築時は、防水工事をしっかりしておかなければいけません。
寄棟屋根
寄棟屋根は、4つの方向に勾配をつけている屋根です。
切妻屋根をより複雑な構造にしています。
外壁材を減らすことができるため、切妻屋根よりも施工費を抑えることもできる屋根の形です。
屋根の特徴まとめ
片流れ屋根 | 切妻屋根 | 陸屋根 | 寄棟屋根 | |
---|---|---|---|---|
形 | 屋根の一面が傾斜している | 三角形 | 平ら | 四つの方向に勾配している |
特徴 | おしゃれな雰囲気 | 住まいを守るのに適している | 屋上に庭を作れる | 施工費を抑えられる |
屋根の高さや傾斜角度は外観に大きく影響する
平屋は、2階がないので屋根の高さを自由に決めることができます。
そのため、屋根の高さや傾斜の角度で住まいの外観が変わってきます。
屋根の傾斜を大きくすれば、小屋根裏も広く作ることができるため、
収納スペースを増やすことにもつながるでしょう。
屋根を高い位置にすれば、天井が高くなるため、窓をつける位置を高くでき、
風通しもさらによくできますし、日差しも取り入れやすいです。
外観だけでなく、暮らしの面でも屋根の形や高さは、影響してくると言えますので、
平屋の住まいを考える際は、屋根についてもよく検討するようにしましょう。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター