新築で平屋を建てたい!その際に気を付けるべきポイントとは?
新築で平屋を建てようと検討されている場合、注意しておきたいことが4つあります。この記事では、平屋ならではの注意点をまとめていますので、平屋を検討されている方は参考にしてください。
平屋の注意点①風通しを良くする工夫を
平屋の場合、すべての部屋が1階にあるため、部屋と部屋に挟まれている場所や、真ん中にある部屋は、窓をつけることができず風通しが悪くなってしまいがちです。風通しが悪いと室温が部屋によってかなり違ってしまいますし、換気もしにくいです。
この問題を解決するためには、コの字型の平屋にして真ん中に中庭を設けるという方法や、対になる部屋に窓を2つ以上つくるなどすることで、風通しを良くすることができるでしょう。
中庭を設けると、室内に光が入りやすくなるので、明るい部屋にすることができます。
平屋の注意点②建築コストが高くなってしまう
平屋の場合、2階建てよりもコストが高くなってしまう可能性があります。
平屋は敷地面積が広くなるため、基礎工事の面積も増えます。これによりコストがかかってしまうのです。
また、二階建てよりも、屋根も大きくなってしまうので、屋根のコストにも注意しなければいけません。この問題は、間取りや設備の面で費用を抑えるなどの工夫が必要となります。
平屋の注意点③プライベートの確保がしにくくなる
平屋の場合は、1階にすべての部屋がありますので、家族間のプライバシーの確保が難しくなると言われています。
平屋は家族のコミュニケーションが取りやすくなるという声がある一方で、プライバシーが確保しにくいとも言えるのです。
この問題を解消するためには、平屋の中央にリビングを設けて、リビングに面して他の部屋を配置するということでプライベートが確保しやすくなるでしょう。
平屋の注意点④断熱対策を行う
平屋は断熱対策をしっかりしておかなければ、夏は暑くて冬は寒い住まいになってしまいます。
1階にすべての部屋があるので、冷暖房の効きも悪くなりやすく、室内の温度を一定に保ちにくいです。断熱対策をしっかり施すことで快適に暮らせる住まいとなるため、断熱対策にかかるコストは削減しないようにしましょう。
まとめ
平屋を建てる際の注意点をお伝えしました。平屋にしたい場合、2階建てよりもコストがかかってしまうことを理解した上で、注文しなければいけません。
また、家族のプライバシーを考慮した間取り、風通しが良くなる間取りなど、間取りの工夫も必要です。
しっかり相談にのってもらえるハウスメーカーや工務店に依頼しましょう。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター