新築の平屋を建てる際の費用はいくら？詳しく解説！

セカンドライフのために新しく平屋を建築したり、若い夫婦でも生活のしやすさから憧れる人も多かったりする平屋建て。子育て世代だけでなく、バリアフリー世代にも親しまれ、今ではちょっとしたブームになっています。大手ハウスメーカーでも平屋建ての新しいプランも出ているほどです。

しかし、日本ではまだまだ2階建てや3階建ての家が主流で、新築の平屋の費用や相場観が一般的ではありませんよね。周りの人に聞くこともできず、悩んでいる人も多いのでは？ そこで今回は新築の平屋を建てる際の費用について詳しくご紹介いたします。

新築で平屋住宅を建てる際のケース別費用

新築で平屋住宅を建築する際、考えられるケースが2つあります。 それは、土地があるかないかです。

土地購入が必要な場合の新築平屋

土地の金額に関しては、地域差が激しいので一概にこのくらいあれば大丈夫、というものはありませんが、

土地付き注文住宅の所要資金をまとめた地域別の結果は次の通りになっています。

• 首都圏…5,162万円
• 近畿圏…4,540万円
• 東海圏…4,412万円
• 全国……4,397万円

（参照　住宅金融支援機構） 平屋となると、2階部分はありませんが、その分土地が必要となってくる可能性がありますので、このくらいの金額は用意しておくことをおすすめします。

土地購入が不要な場合の新築平屋

親から土地を譲り受けたり、もともとあった家を取り壊して平屋を建てたりする場合は、建築費のみとなります。

とはいえ、有名なハウスメーカーに頼んだり、設計事務所で複雑なプランを注文したりすると、建築費のみとは言え金額が跳ね上がる可能性があります。

しかし、ローコストの平屋の場合、500万円や800万円と1,000万円以下で建築できる場合もあります。

同じハウスメーカーでもローコストプランとハイクラスプランを用意している場合が多く、ローコストの場合、15坪～20坪程度の2LDKで税込900万円前後の建物も多くあります。 そこまで広くなく、ハイクラスにこだわらなければ1,000万円以下で建築出来ると考えられますが、1,500万円程度の予算があれば、もう少し広くこだわりの家が出来る可能性が高いと言えるでしょう。

2階建ての家よりも、平屋の方が費用が掛かる？

例えば、2階建てと平屋で悩んでいるとします。その際実は平屋建ての方が費用が掛かりやすいと言われています。それは何故でしょう？

横に広くなるから

同じ延べ床面積で考えた場合、2階建てよりも平屋建ての方が横に広くなりますよね？ つまり、その分基礎や屋根の面積が大きくなると考えられるので、建物自体の金額は上がる場合が多くなります。

土地を購入する場合、同じ延べ床面積にしようとするとどうしても土地代がかさむ

これは当たり前のことですが、2階建ての場合、上に積み重ねるので土地が半分でも平屋と同じ延べ床面積に出来ますよね。 平屋の場合、土地を持っていないと土地代だけでかさむ可能性があります。土地を持っている場合はあまり気にしなくてもいいかもしれません。

新築平屋の費用は千差万別！ローコストだと安く購入可能

いかがだったでしょうか。平屋の費用はハウスメーカーやプランによっても大きく変わります。

しかし、ローコストのプランにしたり、あまりこだわりがない場合は建築費のみの場合キャッシュでも支払える可能性があります。 是非一度検討してみて下さいね。