新築一戸建てとマンション購入ではどちらが得?
新築一戸建てとマンションの購入では、どちらが得か気になるでしょう。それぞれメリットとデメリットがあるため、どちらにするか悩ましいのです。
それでも、ご自身に合う物件を見つけられるように、新築一戸建てとマンションの特徴を把握するのがベスト。 両者の比較をしていくため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
両者ともメリットとデメリットがある
マイホームという点では、新築一戸建てとマンションの購入ではどちらも同じです。
値段的にもそこまで変わりないですし、物価上昇や需要に伴って、マンション価格も上がっています。 ですので、値段の安さだけでは決めきれないと言えます。以下で、両者のメリットとデメリットをご紹介します。
新築一戸建てのメリットとデメリット
新築一戸建てのメリットとデメリットは、以下となります。
新築一戸建てのメリット
1.広さを確保しやすい
新築一戸建てはマンションよりも希望を叶えてもらいやすいため、広々とした家を建てることが可能。
広さを確保しやすい分、生活する上で快適と言えるでしょう。
2.ペットを飼育しやすい
新築一戸建ては、マンションと違いペットを飼育しやすいです。最近ではペット可のマンションも増えていますが、まだまだペットを飼育できない物件は多くあります。新築一戸建てならば、ペットを自由に飼育することが可能です。
3.プライバシーが保たれる
新築一戸建ては、密集地を除き隣家との距離が保たれています。これにより、プライバシーが配慮され人目を気にすることも減ります。 また、庭でお花の手入れなども楽しめるなど、趣味を楽しみやすい環境です。
新築一戸建てのデメリット
1.利便性が悪い
新築一戸建ては、マンションと比べると駅から離れた場所にあることが多いです。そのため、徒歩で駅まで歩くのは大変ですし、利便性の面ではマンションに及ばないでしょう。ですので、車やバイクがなければ不便かもしれません。
2.町内会に加入しなければいけない
新築一戸建てを購入すると、町内会に加入しなければならないことも少なくありません。町内会に加入しなければゴミ出しの際に不便ですし、近所付き合いを考えてもマイナスになることがあるのです。
毎年会費を支払う必要もあるため、そこがデメリットとなります。
3.セキュリティーが手薄
マンションだと、防犯カメラや管理人の監視、オートロックなど、セキュリティー面で充実しています。 一方、新築一戸建てだと自身で防犯性を高めなければセキュリティーが手薄となります。ですので、窓ガラス、ドアの強化などが必要でしょう。
マンションのメリットとデメリット
マンションのメリットとデメリットは、以下となります。
マンションのメリット
1.利便性が高い
マンションは駅から徒歩圏内にある物件が多いため、利便性が高いです。特に都心部ならば、車両がなくても生活しやすい環境です。
2.ゴミ出しが24時間自由にできるところが多い
新築一戸建てであれば、ゴミの時間や曜日が決まっています。
一方、マンションだと24時間自由にゴミ出しができるところも少なくありません。
3.セキュリティー面で優れている 物件によるのですが、マンションだとセキュリティー面で優れていると言えます。防犯カメラや管理人の監視が厳しいため、その点で安心できます。
マンションのデメリット
1.新築一戸建てよりも狭い
マンションは基本的に、新築一戸建てよりも狭いことが多いです。マンションはスペースに限りがあることから、趣味を楽しみにくい環境となります。
2.駐車場の費用がかかる
新築一戸建てだと自宅ガレージならば費用がかかりませんが、マンションだと敷地内でも毎月費用がかかります。そのため、毎月1~2万円程度の出費となることも多いのです。
3.生活音が漏れる マンションはよほど防音が優れたところでなければ、隣や上階からの生活音が漏れてしまいます。場合によっては騒音トラブルに発展することもあるため、注意が必要です。
新築一戸建ての購入が最適な方
新築一戸建ての購入が適しているのは、次のような方です。
・プライバシーを気にされる方
新築一戸建てはマンションに比べて、プライバシーを確保しやすいのが特徴です。マンションだと隣の部屋との距離も近いため、生活音が漏れやすいと言えます。
そのため、プライバシー、騒音を気にされる方は、新築一戸建てに住むのがおすすめできるしょう。
・広い家に住みたい方
新築一戸建てはマンションに比べると、広さを確保しやすいです。特にご家族で暮らすとなると、ある程度の広さが必要となります。
一軒家はマンション以上に要望を伝えやすく、広さ、間取りに関して希望を叶えやすいのです。 家族が多ければ駐車スペースも必要となりますし、何かと新築一戸建ては融通が利くでしょう。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター