新築一戸建ての維持費はどれくらいかかるの?
これから新築一戸建てを購入する予定をされている方は、
購入後の維持費はどれくらいかかるのか気になっているのではないでしょうか。
住まいは購入したら終わりではなく、
その後も維持していくための費用がかかります。
この記事では、新築一戸建ての維持費についてお伝えします。
この記事は、次のような人におすすめです!
・新築一戸建ての維持費が知りたい
・新築一戸建てを検討している
・維持費の詳細が気になる
購入後にかかる費用は大きく4つある
新築一戸建てを購入した後に必要となる維持費は、こちらになります。
- 税金
- 各種保険
- 修繕費
- 光熱費
おもにこの4つが維持していくために必要となるお金の項目です。
ローンがある場合は、これにローンの返済も加わります。
これらの4つの中でも、一度に大きなお金が動くのが家の修繕費です。
修繕費はどのような費用なのか詳しくみておきましょう。
住まいの修繕費とは?
住まいは、新築の場合は修繕する箇所がありません。
しかし、5年、10年と住んでいるうちに、様々な不具合が出てくることがあります。
また、不具合が起こらないよう未然に予防するために
修繕するということも考えられます。
水まわり修繕
例えば、水まわりは特に修繕することが多い場所です。
10年がひとつの目安とされていて、
お風呂やトイレ、洗面所、キッチンなどをまとめて修繕するほうが
安くなることから一度に済ませる方も多いです。
これらを一度に行った場合、最低でも250万円ほどはかかるでしょう。
個別にするよりは安くなりますが、かなり大きなお金です。
10年後に250万円必要になると想定し、
毎月修繕費として積み立てしておくのが安心でしょう。
外壁修繕
外壁は常に外部の環境にさらされているので、
修繕しなければならないタイミングも早くきます。
外壁塗装をする必要が出てくる期間の目安は5年~10年です。
屋根を張り替えて外壁を塗装し直すと、
最低でも200万円は見ておく必要があるでしょう。
先程の水まわりの修繕費用と合わせてこちらも積み立てしておくのが安心です。
注意点 | 水まわり修繕 | 外壁修繕 |
---|---|---|
最低費用 | 250万円 | 200万円 |
工事を行う目安 | 10年 | 5年∼10年 |
維持費で気になる税金や保険
住まいを維持するための費用のほとんどは、税金、保険費用の2種類です。
税金、保険費用は主に
- 固定資産税
- 都市計画税
- 各種保険費用
などががかかります。
固定資産税や都市計画税は、土地の広さで費用が異なりますが、
新築の場合は令和6年3月31日までは特例があり、少し減税されます。
それ以降は減税対象とならないので注意しなければいけません。
まとめ
新築一戸建てにかかる維持費の目安として修繕費を中心にお伝えしました。
修繕費は、あらかじめ積み立てしておくのが安心です。
住まいを建てる際は、ローンの返済計画だけでなく、
住まいを維持するためにかかる費用も計算しておきましょう。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター