注文住宅の工期はどれくらいかかる?完成までの流れとは
注文住宅は工期が長いと言われていますが、本当に工期が長いのか、
どれくらい長いのか気になりますね。
この記事では、注文住宅の工期についてまとめています。
この記事は、次のような人におすすめです!
・注文住宅がどの程度で完成するのか知りたい
・完成までの流れが知りたい
・工期を短くしたい
注文住宅が完成するまでの流れ
注文住宅が完成するまでの流れは、下記の通りです。
- 完成させたい住まいのイメージを固める
- 資産計画を立てる
- 土地探し
- 敷地や地盤の調査
- 土地の購入と契約
- 建築確認申請
- 住宅ローンを借りる
- 着工
- 完成と引きわたし
完成までの流れ | 期間 |
---|---|
①~②資産計画を立てる | 1ケ月から3か月程度かかる |
③~④敷地や地盤の調査 | 3か月から6か月程度かかる |
⑤~⑥建築確認申請 | 3か月から10か月程度かかる |
⑦~⑨完成と引渡し | 4か月から12か月程度かかる |
流れは異なる場合もありますが、大まかにはこのような形となります。
工期は施工会社により異なる
注文住宅の工期は、施工会社により異なります。
また、どのようなデザイン、設計なのかや住まいの大きさでも変わってくると言えるでしょう。
目安として紹介すると、
- ハウスメーカーの場合 ⇒ 3ヶ月から3ヶ月半
- 工務店の場合 ⇒ 5ヶ月から6ヶ月
- 設計事務所の場合 ⇒ 5ヶ月から
打合せなどに時間がかかったり、土地がなかなか見つからないと、
着工する前の段階で時間をかけてしまうことになるので、
完成まで1年以上かかってしまうこともあります。
「いつまでに住みたい」という要望がある場合、逆算して計画を進めていく必要があるでしょう。
工期をできるだけ短くしたい場合にできることは?
注文住宅の工期をできるだけ短縮したい場合は、仕様、工法をシンプルに!
- 標準仕様を利用する
- 特殊な設計や工法は選ばない
- 打ち合わせですぐに決まるように家族で先に話し合う
- 半オーダーメイドの注文住宅にする
などを行うと工期を短縮することができます。
ハウスメーカーの注文住宅は、半オーダーメイドのものも多く、
このような場合は標準仕様とオプションがあります。
オプションを多く利用してしまうと工期も長くなるので、シンプルな標準仕様にしましょう。
また、特殊な設計や工法を取り入れてしまうと、工期が長くなります。
建物の外観もシンプルにすれば工期は短くできるでしょう。
工期が短いと、住まいの強度が大丈夫なのか不安かもしれませんが、シンプルな形の住まいなら、
耐震性が保たれた住まいは建てることができるので、安心してください。
まとめ
注文住宅の工期についてお伝えしました。
ハウスメーカー、工務店、設計事務所で工期は異なるので、依頼する際は目安の工期も確認してみると良いでしょう。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター