注文住宅を依頼するのはハウスメーカー?工務店?
注文住宅を建てる際は、ハウスメーカーか工務店に依頼するのが一般的です。では、ハウスメーカーと工務店にはどのような違いがあるのでしょうか。注文住宅の依頼先の違いをまとめておきます。
この記事は、次のような人におすすめです!
・注文住宅をどこで建てたらよいかわからない
・ハウスメーカーと工務店の違いについて知りたい
・将来的なことを考えて家を買いたい
ハウスメーカーと工務店の違いって?
ハウスメーカ―と工務店には、大きく6つの違いがあると言われています。
- 規模の違い
ハウスメーカーは大規模で全国展開していますが、工務店は、地域密着型が多く小規模から中規模です。
- 住宅プランの違い
ハウスメーカーの場合、あらかじめ決められているプランの中から選ぶことが多いです。オプションで変更できる部分はありますが、自由度はフルオーダーと比較すると高くありません。工務店の場合、自分たちの理想を伝えて形にしてもらうこともできます。自由度が高いため、住まいへのこだわりが高い場合は、工務店のほうが叶えやすくなるでしょう。
- 工期の違い
ハウスメーカーは決められた資材があり、施工方法もある程度マニュアル化されているので、工期が短いです。工務店の場合は、職人さんが施行するため工務店により技術レベルにばらつきがあります。工期もハウスメーカーより長い傾向にあります。
- アフターサービスについて
ハウスメーカーのアフターサービスは、独自のサービスを行っていることが多いです。手厚いサービスではありますが、きめ細かく、スピーディーな対応が難しい場合もあります。これに対し、地域密着型の工務店は、素早く細かな対応がしやすい点が魅力でしょう。
- 価格について
ハウスメーカーの注文住宅と工務店の注文住宅は、大幅な価格差は出にくいです。しかし、近年ローコスト住宅というものが注目されていて、費用を抑えて注文住宅を建てることができます。
ハウスメーカーか工務店か悩んだら
ハウスメーカーか工務店か悩んだ場合は、ご自身の住まいへのこだわりを書き出してみてください。
こだわりがとても多く、あらかじめ決められている設備や間取り、外装などでは納得できそうにないという場合は、工務店で施工してもらう注文住宅がおすすめです。
これに対して、こだわりは少ないけれど、できるだけブランドや安心感を大事にしたいという場合は、ハウスメーカーが良いでしょう。ハウスメーカーは注文住宅についてあまり詳しく知らないという人にも選ばれています。
まとめ
注文住宅はハウスメーカーと工務店のどちらが良いのかお伝えしました。これは、住まいに何を求めるのかによって変わってきます。家族全員でよく話し合って決めましょう。
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター