平屋の暮らしは理想的

50代以上の約3割が、平屋に住みたいといったデータもあり、時代は平屋ブームともいえます。

平屋に住みたい理由の多くは、「ワンフロアでマンション感覚で住めるから」とか「ガーデニングが楽しめるから」「地震に強そうだから」などです。

この記事では平屋の魅力についてお伝えします。

郊外の平屋に住みたい人へ

緑あふれる中で、ゆとりのある暮らしをしたい方は、郊外の平屋がおすすめです。

リタイアまじかな人やリタイア後の人が郊外の平屋に住みたいようですが、若い世代にも郊外の平屋に住みたい人が多くみられます。

職種によっては在宅勤務が増えたこともあり、パソコンの仕事をしながら子育てをするには郊外の平屋が適しています。

プールや砂遊び、キャンプ、バーべキュー、夜になると天体観測など親子そろって自然の中でのびのびと暮らすことができます。

都市部の平屋に住みたい人へ

年齢に関係なく活気あふれた場所が好きな人が都市部で平屋に住みたい場合は、ひと工夫することでプライバシーが守れます。

周りの住宅が2階建てや3階建ての場合だと上階から見下ろされる心配がありますが、軒を深めに作ったり、中庭を作ってくつろぎの空間を得るなどの方法で,快適に暮らすことができます。

また、外からは見えにくい窓ガラスを使うことでも、視界をさえぎることができます。

平屋の魅力とは

子育て世代にとっては、子どもの成長に応じてワンフロアを間仕切りするなどの間取りの変更が比較的簡単に行えます。

子どもが小さい内は、家事や仕事ををしながら子どもたちの様子を見られるワンフロアにしておき、子供部屋が必要になると間仕切りをおこない、子供たちの自立後は再びワンフロアに戻すケースが多くみられます。

また、平屋は構造体を工夫することで、天井を高くとることができます。

そのため、2階建てなどに比べて、開放感のある空間が作れるのが魅力的です。

その他にも耐久性に優れ、地震の揺れにも強い鋼板系の外壁建材などを選ぶことによって災害にも強く、メンテナンス費用も抑えることができます。

バリアフリー設計が可能

もともと上下移動のない平屋の暮らしはバリアフリーの暮らしですが、車いす対応にしたり、なるべく生活動線を少なくするなどのリフォームが、平屋だと比較的簡単に行えます。

例えば、子供たちが独立後、まだ元気なうちに部屋数を最低限にしてＬＤＫから寝室や洗面所、脱衣室、浴室、トイレに直行できるようにしておくと、老後の暮らしも安心です。

まとめ

平屋ならでの魅力は、どの世代にとっても掃除や洗濯などの家事がスムーズに行える上、冷暖房の効率が良く、耐震性が高いことなどです。

また、年代にかかわらず階段から落ちてケガをする人は意外と多いようですが、平屋だとケガのリスクが減ります。