平屋住宅の失敗例を紹介!理由や回避方法も解説
家の購入は人生で一番の買い物ですから、失敗したくないと考えるのは当然ですよね。
そして、どんな住宅を購入するかと考えて平屋住宅で話を進めている方が最近増えています。だからこそ、平屋住宅で失敗してしまった例が急増しています。 そこで今回は、平屋住宅の失敗例をご紹介します。理由や回避方法を押さえて人生の転機を楽しく迎えましょう!
目次
平屋住宅の失敗例
では早速平屋住宅で陥りがちな失敗例をご紹介します。確かに言われてみれば!と思うものばかりですし、回避する方法がしっかりとありますのでメモしておきましょう。
玄関が臭くてたまらない!
平屋住宅の場合、玄関からリビングや寝室までが近くなりがちです。すると、夏の靴の匂いや、冬にはびっくりするほどむわっとするブーツの匂いが部屋中に充満して非常に臭いのです!
ドアを少し開けたところで、2方向換気をしないと空気は抜けませんし、2方向開けるにはどこかの部屋がさらに悪臭でやられることになります。
そこで、換気扇(それも24時間対応)をしっかりと設置しておきましょう。 普通なら玄関の換気なんて考えないと思いますが、平屋住宅の場合非常にシビアな問題になるので考えておきましょう。
トイレの音が丸聞こえ
続いては恥ずかしいと感じてしまう、トイレの音問題。
間取りの都合上、リビングや寝室の隣がトイレという場合も多くなりがちな平屋住宅です。が、場所によってはトイレの微細な音まで筒抜けになってしまいます。
これだと家族間ならまだ良いとしても、お客様が来た時やお客様自身が使用するときは気を遣いますよね。 回避方法として、脱衣所の奥にトイレを作るなど、ドアやスペースを1枚隔てるとマシにはなります。
土地が狭いところに無理に作って収納が少ない
平屋住宅はどうしても2階建て以上の家より土地が必要です。しかしそれでも平屋建てがいい!と無理矢理間取りを押し込んだ結果、収納スペースが狭くなり、ただでさえ狭い家の中が物であふれてしまった、という例もよく聞きます。 もしも狭い土地しか手に入りそうにないのなら、2階建て以上の戸建てにした方が無理がない場合もあります。
下着が干せない
平屋建ては庭に洗濯を干すことになるので、洗濯物が通行人から見えてしまうので、下着を干しづらいという方もいらっしゃいます。
そこで、サンルームのような物干し部屋を用意しておけばよかったという後悔もよく聞きます。
室内干しのスペースはしっかりあった方が良いですね。 または外構で目隠しを作るのも1つの方法です。
平屋建てならではの失敗は回避できるものとできない物がある
平屋住宅は2階建て以上の住宅では考えられないような失敗例が沢山起こりがちです。
ただ、ここに書いたのは解決できる失敗例ばかりです。例えば近所にマンションがあって、家の中が丸見えになる、などの例は回避がしづらくなります。
環境など変えられない失敗は土地の購入前にしっかり見極めましょう!
ハウジング重兵衛 編集部のプロフィール
新築を中心とした住宅業界
免許登録
・一級建築士事務所 登録番号 第1-2004-7311号
・国土交通大臣 許可(般-5)第25003号
・宅地建物取引番号(5)第13807号
資格情報
・一級建築士
・二級建築士
・インテリアコーディネーター