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住宅ローンについて考える 第一回

住宅ローンについて考える

お住まいを建築するにあたり土地が必要なのは言うまでもいありません。

しかし、土地と建物は別々な不動産であることは以前ご説明申し上げました通りですが、

改めて簡単に説明させていただきますと、建物は自分の名義だけど、土地は父の名義なんですと言うのもアリなんです。

然しここで疑問になるのが、抵当権の問題です。

抵当権は、もしも借入を起こした人が返済できなくなった時に、必ず資産から貸し出し金額を回収できる様にするために設定するのですが、この場合は土地の名義人から抵当権の登記を認めてもらう事が必要になります。

本題ですが、上記の抵当権などの登記と自分の名義にする為の登記などは、事前に借入の計画を銀行や、住宅金融支援機構などに申し込みをして、借入ができる裏付けが必要となります。

この場合、土地の借り入れであっても、そこに建てる建物と一帯に審査をされて、総額で幾らまで大丈夫なのかを詰めて行きます。

ここで注意が必要なのですが、住宅ローンは土地の借入を先に行う為、土地の支払いが開始となります。

これは、アパートや借家住まいの方は、土地の支払額とアパートの家賃の支払いがダブってしまう時期があることをお知り置き下さい。

※必ず確認して置く必要がある事項が、無理なく返せる金額内に借入額を押さえて置く事が絶対条件です!

よく大手の住宅業者さんから「幾らまでなら総額で借りられますよ。」などと言われる事がある様ですが、借入を起こされたご本人が、ケガや病気などで休みが多くなって収入が減って来てしまった時にどうするかなのです!

確かに保険に加入する事で、ある程度の不安の解消には繋がりますが、全ての事故などに対応するのは別のお金が必要になる事もありますので、計画をしっかり立てる事が必要となります。

こんな土地情報から、土地の価格や建物の規模・外構・諸費用などをある程度見込んで、見積もりを添えて金融機関に事前申し込みをする形に成ります。