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冬の屋外(外気0度) 断熱の違い 体験ブース

続いては、これまで「冬の室内」を想定した各時代の家から一周して出て、冬の屋外を再現したブースへ。ここでは、これまで暖かかった家の中から、一気に外気0度の世界へ進みます。

冬の屋外(外気0度) 断熱の違い 体験ブース

中に1歩入りました。スタッフ全員が「わぁー寒い」と口にして肩をすぼめたり身体をさすったりし始めました。なぜだか寒いと笑ってしまいますね。筆者の場合、寒すぎると食欲も増えてしまいます。

冬の屋外(外気0度) 断熱の違い 体験ブース

これまで中から見ていた各部屋を、今度は外気0度の外側から見るコーナーです。それぞれの家の窓ガラスをぜひ触ってみてください、とアドバイザーの方からお話があり、触って温度を確かめます。

冬の屋外(外気0度) 断熱の違い 体験ブース

ガラス部分だけではなく、各時代でサッシ部分の素材が違っており、触ってみた時の体感温度も違うとの事。とにかく全員で色々な場所を触ってきました。

冬の屋外(外気0度) 断熱の違い 体験ブース

こちらは、外から計測した昔の家/今の家/これからの家のサーモグラフィ画像です。ご覧のように昔の家の窓ガラスは赤くなっています。つまり、暖かい室温が外に漏れているのが判ります。つい最近の今の家ですら、サッシの外周が赤く、中から外に暖かい室温が漏れています。

冬の屋外(外気0度) 断熱の違い 体験ブース

ひと通り確かめて、次のブースに移ります。外気0度の世界から先ほどまで居た暖かい部屋の中を見るとマッチ売りの少女のような気分になってきます。さぁ、次は暖かい場所へ移動です !

冬の屋外(外気0度) 断熱の違い 体験ブース

各時代、それぞれの断熱材を模した展示です。壁などの断面に、どのような素材がどのくらいの厚みで入っているかが判るコーナーとなっています。

冬の屋外(外気0度) 断熱の違い 体験ブース

1つめは、昔の家の壁断熱。石こうボード、筋交いに交じってグラスウールの断熱材が50mm入っています。

冬の屋外(外気0度) 断熱の違い 体験ブース

こちらは今の家の壁断熱です。グラスウールの断熱材が昔の家の50mmから85mmに厚みが増し、透湿防水シート等が施されています。

冬の屋外(外気0度) 断熱の違い 体験ブース

最後は、これからの家の壁断熱です。LIXILのスーパーウォール工法を取り入れた壁で、断熱材の材質がグラスウールから、より断熱性の高い硬質ウレタンフォームとなり、厚みも100mmに変わっています。