窓に使用されている素材の比較ができるコーナーに進んできました。各素材をアイスクリームのスプーンに見立ててあり、スプーンを触る事で比べる事が出来る楽しいコーナーです。
本物のようなアイスクリームのカップの後ろ側には、サーモグラフィで体温や周囲の温度が判る仕掛けになっています。
各アイスクリームのスプーンの素材、答え合わせはこちら。左から、ハイブリッド(樹脂+アルミ)、中央が樹脂、右がアルミです。それぞれの熱の伝わりにくさが違うのが判ります。
後方のサーモグラフィですぐに温度が確認出来るのが楽しく、男性スタッフも女性スタッフも並んでわいわい体験中。
素材によって熱の伝わり方が違うので、樹脂とアルミを使ったハイブリッド素材などは触る場所にもよって違うとの説明を受けてますます興味深々で体験しました。
最後のコーナーは、窓フレームやガラスの違いを比較できるコーナーです。高性能な複層ガラスなどの断熱性を確かめる事が出来ます。
性能が良い順に左から並んでいて、樹脂窓のLEGARIS(レガリス)。フレームの温度は21.2度、ガラス面の温度は21.6度です。LEGARIS(レガリス)はLIXILが技術の粋を集めて創造した世界初の高性能5層ガラスです。 次は樹脂窓のERSTAR-S(エルスター)。フレームの温度は19.0度、ガラス面の温度は20.5度です。ERSTAR-S(エルスター)は複層ガラスです。 右から2番目の窓はハイブリッド窓のSAMOS-X(サーモス)です。フレームの温度は17.7度、ガラス面の温度は20.1度です。SAMOS-X(サーモス)は樹脂とアルミと樹脂のハイブリッドの複層ガラスです。
最後はアルミ窓のDuos-SG(デュオ)。フレームの温度は11.5度、ガラス面の温度は15.2度です。Duos-SG(デュオ)は、アルミサッシの単板ガラスです。
LIXILで取り扱う、高性能なサッシの断面の展示です。先ほどの窓の比較で世界初の高性能5層ガラスLEGARIS(レガリス)の良さがわかった当社スタッフからは、住居のどの部分の窓をLEGARIS(レガリス)にしたら効果的か、といった質問が上がりました。
こちらは、最近よく聞く「ZEH(ゼッチ)」についての説明コーナー。ZEH(ゼッチ)とは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称。断熱+省エネ+創エネを組み合わせることで、年間の一時エネルギー=消費量の収支が正味ゼロとなる住まいの事です。国のエネルギー政策では2030年を目標に、新築住宅の平均でZEH(ゼッチ)化を目指す取り組みを行っています。
最後の展示は、LIXILの高性能の玄関ドアの紹介です。窓や壁がしっかり断熱されていても、玄関ドアから熱が逃げてしまっては意味を成しません。こちらでは、GIESTA2やGRANDEL2といった断熱性の高い玄関ドア の展示がされていました。